パワーユニットは「A45」譲りで400㎰をオーバー

ベースモデルの「GLB」が発表されて間もない段階だが、その頂点に位置付けられる「メルセデスAMG GLB45」の市販型プロトタイプがカメラに捉えられた。

AMGのGLBは、すでにベーシックな「GLB35」の開発車両が捕捉されているが、より高性能な「GLB45」がそれとは別モノであることはカムフラージュされた状態でも明らか。フロントエンドには「パナメリカーナグリル」を隠す格子のフェイクグリル、バンパーには3分割されているとおぼしき大型エアインテークを装備。足回りではミシュラン・パイロットスポーツ3のタイヤがAMGの大径ホイールに装着され、リヤエンドには大径クワッドエキゾーストパイプやアグレッシブなディフューザー、そしてGLB35を凌ぐ大ぶりなルーフスポイラーなどが確認できる。

今回、室内の撮影はかなわなかったがベースモデルと同様に2つの10.25インチ・デジタルスクリーンを装備。対話型インフォテインメントシステム「MBUX」も搭載される。当然、AMGモデルなので各部にはエクスクルーシブな装備が満載なはずだ。

パワーユニットは最強ハッチの「A45」と共有する2L直列4気筒ターボで、最高出力は「GLB45」が383ps。さらにスポーツ性が嵩上げされる「GLB45 S」では416psを叩き出すと予想される。そのデビュー時期だが、まずは年内にGLB35がワールドプレミア。GLB45は2020年以降となりそうだ。