お待たせしました! ロードバージョンの「BMW M8」がデビュー

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4L V8ツインターボは600psを発揮。625ps仕様の「コンペティション」も同時デビュー

6月5日、BMWは新型8シリーズのトップパフォーマンスモデルとなる「BMW M8」のクーペとコンバーチブル、そしてそれぞれの「コンペティション」グレードを発表。6月25〜27日にドイツ・ミュンヘンのBMWワールドで開催するBMWグループのイベント「♯NextGen」で世界初公開される。

M8クーペ&コンバーチブルには600ps/750Nmを発揮する4.4L V型8気筒ツインターボが搭載。8速AT(Mステップトロニック)と4輪駆動システム「M xDrive」が組み合わされ、0-100km/h加速をクーペでは3.3秒、コンバーチブルでは3.4秒でこなす加速性能が与えられた。さらなる高性能版となるコンペティションでは、エンジンの最高出力が625psにまで高められ、0-100km/h加速はそれぞれ3.2秒、3.3秒に短縮される。

シャシーや足まわりでは、アダプティブMサスペンションが標準装備されるほか、DSCはM xDriveとアクティブMディファレンシャルと接続されることで、「Mダイナミック」モードを実現。このモードはいわゆるドリフト走行を許容、サーキットトラックなどでよりスポーティな走りが楽しめるものだ。M8クーペ&コンバーチブルのタイヤサイズはフロントが275/35R20、リヤが285/35R20だ。

走行モードでは「Mモード」が新たに設定された。このモードはサーキットトラックなどにおけるスポーツドライビングのためのもので、安全性に寄与する運転支援システムが最小限、またはすべて無効になる。

内外装ではMモデルならではのディテールが随所に見られる。外観ではMバッジを装着したキドニーグリルやフロントフェンダー後部のMジル、空力を考慮した形状のドアミラー、リヤのスポイラーやディフューザーなどが挙げられる。また、これらのアイテムがカーボン製となるカーボンエクステリアパッケージがオプションで設定された。なお、クーペのルーフはCFRP(カーボンファイバー強化プラスチック)製が採用されている。

インテリアではメーターパネルやステアリングホイール、シフトノブ、シートといったアイテムがMモデルを主張。さらにMモデル特有の内容が盛り込まれたヘッドアップディスプレイやドライビングアシスト、パーキングアシストなどが搭載されている。

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