スズキ・スイフト・スポーツ vs ルノー・トゥインゴGT、高い運動性能が与えられた日仏を代表するコンパクトスポーツ対決【清水和夫のDST】#90-1/4

ハイレベルな走行性能で小さくても存在感は抜群

点数的には拮抗したダイナミクスだったが、2台ともかなり個性的だった。トゥインゴGTはフロントにエンジンがないために、舵の効きはシャープで愉しい。しかも全長が短いから小回りが効く。日常性も高く毎日使えば新しい発見がありそうな走り味だ。トゥインゴには3気筒自然吸気ユニットもあるが、オススメは今回のGT。
一方、横置き4気筒というコンパクトカー定番エンジンを持つスイフト・スポーツは、欧州で鍛えたダイナミクスが突出している。イタフラ車ほどホットハッチ度は高くないが、趣味と実益を兼ね備えたコンパクトスポーツは加速性能とブレーキ性能が印象的だった。

RESULT

コンパクトだからと侮れない高性能に感服した
●ルノー・トウィンゴGT:16/20点
●スズキ・スイフト・スポーツ:15/20点

リポート:清水和夫 フォト:篠原晃一 ル・ボラン 2018年7月号より転載

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