デザインの見どころはヒップ!? ポルシェが「新型911」をジャパンプレミア!

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992型のキーワードは「Timeless Machine」

ポルシェジャパンは5月28日(火)、都内のイベントスペースで昨年のロサンゼルス・モーターショーでワールドプレミアとなった、新型ポルシェ911を日本初公開した。

新型911のアンベールに先立ち、同社の七五三木敏幸(しめぎとしゆき)代表取締役社長は、ポルシェブランドの好調な国内セールス状況やEVタイカンの導入スケジュール(2019年内発表)および急速充電インフラの整備状況、国内初となる体験施設の開業(2021年)といった「キーノートコミットメント」の進捗状況を報告。さらには、ミレニアル層を中心とする次世代に向けた独立型ブランドエキシビション「scopes Tokyo(スコープス・トウキョー)」の本年11月からの限定開催を発表し、「ポルシェは立ち止まらない、先を読むタイムレスなブランド」とコメントした。

ポルシェジャパン代表取締役社長七五三木敏幸 氏

続いてアンベールされた8世代目となる新型911カレラは、全モデルがワイドボディ化されるとともに、前後トレッドを拡大して走行安定性を向上させ、後輪を大径化することで路面追従性をアップ。

今回の発表会のために来日した、ポルシェAGエクステリアデザイナーの山下周一氏によれば、「伝統的な911ならではのフォルムを継承しつつ、これまで以上にロー&ワイドでスポーティなスタイリングを実現した。特にリアのデザインは見どころです」とのこと。

ポルシェAGエクステリアデザイナー 山下周一 氏

インテリアに関しても、これまでの縦中心な意匠から水平基調の原点回帰デザインに改められ、10.9インチ・ワイドディスプレイのインフォテイメントをはじめ、衝突被害軽減ブレーキや自動再発進機能付きクルーズコントロール、同ブランド初となる「ウェットモード」の採用など、安全運転支援システムの充実ぶりもアピールした。

パワートレインも刷新され、リアに搭載する3L水平対向6気筒エンジンは、過給器の大型化と過給圧のアップとともに、吸排気効率を高めるなどの最適化が図られ、従来比30ps/30Nmの向上となる最高出力450ps/最大トルク530Nmを発揮。トランスミッションは新たに8速デュアルクラッチ式(PDK)を組み合わせる。

ポルシェジャパン執行役員 マーケティング部長 山崎香織 氏

今回発表された新型911カレラS(16,660,000円)および911カレラ4S(17,720,000円)、911カレラSカブリオレ(18,910,000円)、911カレラ4Sカブリオレ(19,970,000円)の4モデルは、本年7月5日(金)から全国ポルシェ正規販売店にて発売される。

問い合わせ先=ポルシェジャパンhttps://www.porsche.com/japan/jp/

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