【チビカメKeigoのラリー漫遊記】フィンランド選手権イタラリー編

懐かしいクルマもまだまだ現役で走る!

そして、今回のイタラリーにはトヨタの育成プログラムで修行中の勝田貴元がヤリスWRCで参戦。WRカーでの実戦デビューです。順調にスタートした勝田。相手は格下のR5車両だし、余裕で勝てるやろ!と思っていたら、好事魔多し。あれよあれよというまに空が暗くなり、午後からは地元の人もビビるぐらいのドカ雪! 路面には新雪がドンドン積もっていきます。先頭走者の勝田は雪かき役となり、ペースが上がりません。とにかくそれぐらいの勢いで雪が降ってたんですよ。除雪が間に合わず、レンタカーで一般道を普通に走るのも結構大変なほど。

TMG製のGT86CS-R3もいました。

多くの日本車が参戦していて、中でも歴代シビックは大人気。

FRの車は派手にドリフトしないと、ギャラリーがあからさまにがっかりします。

そんな天候にも関わらずコース脇にはギャラリーがいっぱい。コンパクトにまとまったラリーなので簡単にアクセスできて、日本や最近のWRCでは考えられないぐらい近くで観戦できます。まったく羨ましいったらありゃしない。もちろん、近くで観戦するだけじゃなく、ちょっと離れたところで焚き火で暖を取りつつ、肉焼いて酒飲んで、みたいな人たちもいたりして、老若男女が思い思いに観戦している様子を見るにつけ、先進国は違うよなあ、と、いつものことながら感心します。

AE86はフィンランドでも大人気。ハチロクのラリー車はやっぱり2ドアが似合います。

懐かしいゴルフGTIの姿も。

ヨーロッパのヒストリックラリー車といえばエスコート。

注目の記事

「ル・ボランCARSMEET」 公式SNS
フォローして最新情報をゲット!