ガソリン仕様の「プジョー3008/5008」がパワートレインを一新

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ディーゼル仕様に続きATが8速にアップデート

プジョー・シトロエン・ジャポンはプジョーブランドのSUV、3008と5008に改良型のガソリンエンジンと電子制御8速オートマチックトランスミッションを搭載。「3008アリュール」、「3008GTライン」、「5008アリュール」として5月21日に発売を開始した。消費税込みの車両本体価格は、3008アリュールが3,670,000円で同LEDパッケージは3,850,000円。3008GTラインは4,090,000円で5008アリュールは4,140,000円となっている。

3008は2017年3月の上陸以来、日本国内のプジョーの販売を牽引する存在。都会的な洗練されたスタイリング、パワフルかつ省燃費な走り、各種先進安全装備、乗り心地の良さなどが高い評価を得ている。一方、3列シート7人乗りSUVである5008は、ミニバンに代わる新たな選択肢としてもマーケットの注目を浴びており、これら両SUVはプジョーの日本市場においてもっとも販売比率の高いモデルとなっている。実際、昨年の実績は3008が25%、5008は19%を占めている。

今回発売された3008と5008のガソリン仕様は、1.6Lピュアテックガソリンエンジンを改良して欧州新排ガス規制「ユーロ6.2」に対応したもの。ガソリン微粒子フィルタを採用し排出ガスのクリーン化、フリクションの低減、そして電子制御ウエストゲートバルブを採用で、一層の高効率化とハイレスポンス、スムーズな吹け上がりを実現している。

電子制御8速オートマチックのEAT8は、日本のアイシン・エィ・ダブリュと共同開発されたもので3つのドライブモードが選択可能。エコモード時は新搭載されたフリーホイール機能で、走行条件が合えばアクセルオフ時にクラッチを切り燃費改善を実現する。このガソリン仕様の新AT投入で、日本仕様の3008と5008は全車トランスミッションが8速化されたことになる。

なお、「3008GTブルーHDi」および「5008GTブルーHDi」で約70%という高い装着率を獲得している「ファーストクラスパッケージ(消費税込みで300,000円)」が3008GTラインと5008アリュールに設定されている。その内容は運転席メモリー付き電動シート&マルチポイントランバーサポート、前席シートヒーター、パノラミックサンルーフ、360°ビジョンで構成されている。

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