国道最高地点を越える日本屈指の山岳ルート(群馬県/長野県・渋峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】

渋峠3Dマップ

◎所在地:長野県山ノ内町/群馬県中之条町◎ルート:国道292号(志賀草津道路)◎標高:2172m◎区間距離:44.5km◎高低差:1607m◎冬季閉鎖:11月下旬-4月下旬

 

【A】横手山頂ヒュッテ(よこてさんちょうひゅって)

日本一高い!? 雲上のパン屋さん
標高2307mに建つ横手山頂ヒュッテ。ここの自慢は手作りパンで、平日でも昼頃には売り切れてしまうほど。レストランのメニューでは“きのこスープ”や“ボルシチセット”などが人気。●9:30-15:30(食事は14:30まで)/素泊まり7,560円から/0269-34-2430

横手山頂ヒュッテの人気メニュー“きのこスープ(1,000円)”。カップのクリームシチューをパンで閉じ込めてある。

【B】渋峠ホテル(しぶとうげほてる)

県境を跨いで建つ名物ホテル
戦後間もない時期から渋峠で営業を続ける老舗ホテル。駐車場にも、館内にも、群馬/長野の県境を示すラインが引いてある。ガソリンスタンドも併設していて、フロントに声をかければいつでも給油できる。●1泊2食付き12,960円から/0296-34-2606

【C】熊の湯ホテル(くまのゆほてる)

美しい翡翠色をした極上の湯
奥志賀スーパー林道との分岐から渋峠に向かって5kmほど上ったところにある宿。その特徴は黄緑をさらに鮮やかにしたような翡翠色の湯。一度は入ってみたい名湯だ。●1泊2食付き14,190円から/日帰り入浴1,000円(12:30-15:00)/0269-34-2311

【D】志賀高原歴史記念館(しがこうげんれきしきねんかん)

日本のリゾートの原点を凝縮
志賀高原ホテルは昭和の初期に全国の風光明媚な土地に建設された国策ホテルのひとつ。現在はその一部が見学施設になっている。近くの湧水でドリップしたコーヒーも味わえる。●入館無料/9:00-17:00/毎週木曜&冬季休館/0269-33-2597

【E】栄忠食堂(えいちゅうしょくどう)

信濃の郷土料理に舌鼓
山ノ内町や秋山郷に伝わる伝統料理“早そば”を味わえる店。茹でた千切り大根に水溶きそば粉を絡めていただく。写真はニジマスの煮浸しなどがセットになった“はやそば御膳(1,000円)”。●10:30-14:00(夜は予約のみ)/火曜定休/0269-33-6230

アクセスガイド

東京や新潟方面からだと関越道・渋川伊香保ICで降り、草津温泉経由が行くのがオーソドックス。ただし、これ以外にもアプローチルートはいろいろあり、軽井沢から2本の有料道路を走りつなぐ浅間白根火山ルートもお勧め。名古屋方面からは中央道・上信越道を走りつないで信州中野ICまで約300km。そこから渋峠までは約30km。

熊の湯ホテルの内湯は昔ながらの温泉宿の雰囲気がたっぷり。湯の色は驚くほど鮮やかなグリーンをしている。

中野市街の郷土(ごうど)食堂では、ヤマゴボウの葉をつなぎに使う富倉そばを味わえる。0269-23-0388

掲載データなどは2016年7月末時点のものです。実際におでかけの際は、事前に最新の情報をご確認ください。

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