日本海に突き出た小さな火山の半島(秋田県・妻恋峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】

妻恋峠3Dマップ

◎所在地:秋田県男鹿市◎ルート:県道55号入道崎寒風山線◎標高:275m◎区間距離:10.2km◎高低差:260m◎冬季閉鎖:なし

 

【A】寒風山回転展望台(かんぷうざんかいてんてんぼうだい)

13分で360度ぐるりと一回転
1階にレストラン&お土産コーナーがあり、2階から上は有料(入館料540円)の展示&展望施設になっている。4階の回転展望台は所要時間13分で1回転。●8:30-17:00/無休(12月上旬-3月下旬は休館)/男鹿市脇本富永字寒風山62-1/0185-25-3055

 

【C】男鹿真山伝承館(おがしんざんでんしょうかん)

伝統のナマハゲ行事を体験
大晦日に行なわれる男鹿伝統のナマハゲ行事を間近で再現してくれる施設(4-11月は毎日、12-3月は土日祝日のみ実施)。各種展示施設(入館料共通)も併設。●入館料800円(夏季)/8:30-17:00/無休/男鹿市北浦真山字水喰沢/0185-22-5050

 

【D】入道崎 海陽(にゅうどうざきかいよう)

ここでしか味わえない逸品
ハタハタを丁寧に3枚におろし、米麹などで2週間漬け込んだのが『トギ(骨)ナシはたはた寿司』。これを香ばしく炙った丼(1,500円)は海陽でしか味わえない逸品。寿司は土産用もある。●9:00-17:00/無休/男鹿市北浦入道崎昆布浦2-71/0185-38-2530

豪快な漁師伝統の石焼き料理も男鹿の名物。入道崎・海陽でも、一人前2,000円で用意している。

 

【E】大潟富士(おおがたふじ)

干拓地の日本一低い山!?
八郎潟の干拓地にある大潟村のシンボルとして、1995年に築かれた大潟富士。標高3776mmの頂上はちょうど海抜0m。かつて大潟村が国土地理院の地図への掲載を求めたが、築山ということで見送りに……。●0185-45-3653(大潟村産業建設課)

アクセスガイド

寒風山に最も近いのは秋田道・昭和男鹿半島ICで、東北道・浦和ICからは589km、仙台宮城ICから262km。そこから妻恋峠までは約22km、30分あまりの道のり。妻恋峠から男鹿半島北端の入道崎までは、快適な広域農道・なまはげラインを通って約24km。国道101号、県道59号などを使って男鹿半島の海岸線を一周すると約80kmになる。

ご当地グルメとして人気の高い“男鹿しょっつる焼きそば”。提供店は市内各地にあり、回転展望台でも味わえる。

妻恋峠から寒風山回転展望台へと向かう道。全長1km足らずの短いルートだが眺望は抜群。バックに広がるのは八郎潟干拓地。

とても日本とは思えないような広大な農地が広がる八郎潟の干拓地。そのなかを定規で引いたような直線路が延びていく。

入道崎の南、戸賀湾にある男鹿水族館GAO(入館料1,100円/9:00-17:00)。水量815トンの大水槽やシロクマのペアが人気。

 

 

掲載データなどは2016年7月末時点のものです。実際におでかけの際は、事前に最新の情報をご確認ください。

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