【嶋田智之の月刊イタフラ】アルファにも電化の波が!!

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ステルヴィオの妹版コンセプト発表

ジュネーブ・ショーでお披露目されたイタフラ系スーパーカーはどこかで紹介されてるでしょうから、このページではそれ以外を!
というわけで、個人的なイタフラ系最大の驚きはこれ、アルファ・ロメオ・トナーレ。ステルヴィオの妹版が開発中なのは知ってましたけど、登場が予想より早かったというのもそうなのですが、何とこのモデル、アルファ・ロメオ初のプラグインハイブリッド・システムを採用しているのです。意外に感じるかも知れませんけど、電化の波はここまで来たのですね。
でも、とてもアルファらしいなと感じるのは、資料に燃費がどうとか環境性能がどうと記されてるのはごくわずかで、やたらと〝ドライビングプレジャー〟だの〝ドライビングダイナミックス〟だの〝スポーティ〟だの、そっち方面の言葉ばかり目立っていること。今はあくまでコンセプトの段階だからハイブリッドシステムの詳細に関してはリアにモーターを備えることを示唆する以外アナウンスされていませんが、モーターが生み出すトルクを走りに思い切り利用することは明白です。
ステルヴィオより小振りなボディのデザインには、フロントにES30のSZ、ショルダーのなだらかなラインにジュリア・クーペなど、過去の名車へのオマージュが見てとれます。この段階ですでにスタイリングはほとんど完成してるようにすら感じられます。
発売は2020年だろうと噂されてますけど、このトナーレの市販化、チョー楽しみですよね。

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