大自然の恵みと猛威はいつも背中合わせにある「島原街道」(長崎県)【日本の街道を旅する】

04【見る】
大自然の猛威を記憶する
土石流被災家屋保存公園(どせきりゅうひさいかおくほぞんこうえん)

道の駅・みずなし本陣ふかえに併設された公園で、普賢岳の噴火によって被害を受けた家屋を保存・展示している。大型テント内に3棟、屋外に8棟ある家屋は、すべて平成4年夏の土石流で被害を受けた住居。平均2.8mの土砂で覆い尽くされた無惨な姿に、あらためて大自然の猛威を思い知らされる。

●入場無料/9:00〜17:00/無休/南島原市深江町丁6077/0957-72-7222

 

05【泊まる】
露天風呂と料理が自慢
伊勢屋旅館(いせやりょかん)

島原半島の西海岸に位置する小浜は、温泉と夕陽のすばらしさで知られる町。この伊勢屋旅館はその両方を同時に楽しむことができる。展望露天風呂「茂吉の湯」からは橘湾や天草灘が一望。温泉の湯で蒸し上げた特産の雲仙豚をはじめ、獲れたての海の幸、山の幸をたっぷりと使った夕食も魅力だ。

●雲仙市小浜町北本町905/0957-74-2121 ※現在リニューアル工事中。2019年10月オープン予定(4月より予約受付開始予定)

 

アクセスガイド

【電車、バス】島原半島への旅はバスが便利で、長崎、福岡などから島原市や小浜温泉を経由して雲仙まで向かう長距離バスが数多く出ている。電車の旅を楽しみたいなら島原鉄道もおすすめ。諫早から終点の島原外港までは1時間10分。そこから路線バスを利用すれば、雲仙、小浜へも気軽に移動できる。
【クルマ】
長崎道の諫早ICまでは福岡ICから130km/1時間15分、大分からは230km/2時間30分。島原半島を海沿いに一周すると約130kmの道のりだ。熊本方面はやはりフェリーが便利で所要時間は60分(九商フェリー/096-329-6111)。このほか、所要時間30分の高速フェリーも運航中。

【観光情報】島原温泉観光協会0957-62-3986/南島原ひまわり観光協会0957-76-1800/雲仙観光協会0957-73-3434

※掲載データなどは2011年9月末時点のものです。実際におでかけの際は、事前に最新の情報をご確認ください。

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