488GT3がベースのサーキット専用モデル
3月25日、フェラーリはワンオフのスポーツプロトタイプ「P80/C」を発表した。
このワンオフモデルは、世界的フェラーリ愛好家のひとりがオーダーしたサーキットトラック専用車で、ベースモデルはFIA-GT3選手権参戦用レーシングマシンの「488 GT3」だ。
スタリングを担当したのは社内のスタリングセンター。クライアントのオーダーに従い、デザインエレメントはフェラーリの歴史を象徴する作品である「330 P3 / P4」や、1966年のディーノ206Sなどからインスピレーションを得ているという。
ボディシェルはすべてカーボンファイバー製で、クライアントの要望に応じて一部を除いては明るめのレッド系カラー「Rosso Vero」にペイントされた。ロールケージが張り巡らされたキャビンは基本的に488 GT3のそれを踏襲しているが、カーボン製のドアパネルやデコレーションはオリジナルデザインとなっている。
このP80/Cの製作プロジェクトは2015年からスタート。これまで作られたワンオフモデルのなかで、もっとも開発期間が長いという。完成に至流までには、高次元の空力性能とスタイリングを両立させるための試行錯誤や研究・開発の時間が必要だったとのことだ。
■関連記事
- 【海外試乗】現代に甦ったグランドツアラー。伝統のV12気筒降臨「フェラーリ・ドーディチ・チリンドリ」
- 限定799台の新しいスーパーカーが誕生! 「F80」は、フェラーリを象徴するモデルと肩を並べる運命の一台
関連記事
フェラーリの新しい提案、初の4ドア4シーターモデル「プロサングエ」の凄さとは?【自動車業界の研究】
コラム
2024.10.01
【スクープ】フェラーリ史上初のピュアEVはそれほど大きくないサイズのモデルに!? モーターやバッテリーは自社製を使用か?
スクープ
2024.09.23
生粋のフェラーリ産V12自然吸気ユニット搭載の、日常から使える“4ドアGT”はこれが最初で最後かも!?「フェラーリ プロサングエ」【野口 優のスーパースポーツ一刀両断!】
国内試乗
2024.08.09
【スクープ】フェラーリの新型モデルが続々登場か!?「SF90」の後継モデル「SF100」はエレガントな顔つきに
スクープ
2024.07.16
愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?
複数社を比較して、最高値で売却しよう!
車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。
手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!
一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業不特定多数の業者からの大量電話をなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!
【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>