大陸に向かって開かれた半島の道には中世が息づく「外浦街道」(石川県)【日本の街道を旅する】

04【買う】
売り手は女性のみの朝市
輪島朝市(わじまあさいち)

輪島の本町通りで開かれる朝市は1000年以上の歴史があるといわれる。通りをゆけば賑やかな売り手のおばちゃんたちから「買(こ)うてくだぁー」の呼び声がかかり、商品を吟味しながらの値引き交渉も楽しい。その日の朝、獲れたての魚や野菜のほか、輪島塗などの土産物を売っている店もある。

●8:00-12:00/第2&4水曜定休/輪島市河井町本町通り/0768-22-7653(輪島市朝市組合)

05【食べる】
地元でも評判の門前そば
能登手仕事屋(のとてしごとや)

福井の永平寺とならぶ曹洞宗の総本山として元亨元年(1321年)に開かれた総持寺。その門前そばとして観光客にも、地元の人にも人気なのがこのお店。挽きたて、打ちたて、茹でたてを頑固に守るそばは風味がすばらしい。もりそば(840円)のほか、豆乳をにがりで固めた寄せ豆腐(300円)も人気メニュー。

●11:00-16:00/火曜定休(祝日は営業)/輪島市門前町総持寺通り/0768-42-1998

アクセスガイド

【電車、バス】国鉄時代には輪島、珠洲まで鉄道が延びていたが、現在は穴水止まり。金沢からはJRとのと鉄道を乗り継いで1時間35分。穴水駅前からは路線バスがあり、輪島まで35分、珠洲まで約2時間半。小松空港から金沢までは高速バス、金沢からは特急バスで輪島や珠洲へ行くこともできる。
【クルマ】金沢を起点に能登半島をひと回りして七尾市へといたる国道249号は総延長が約250km。あちこち寄り道しながらのんびり走れば、1泊2日の週末ドライブに最適のコースとなる。奥能登までダイレクトにアプローチするには半島を縦断する有料の能登道路も便利。金沢から穴水までは約80km。

【観光情報】羽咋市観光協会0767-22-5333/輪島市観光協会0768-22-1503/珠洲市観光協会0768-82-4688/能登町観光協会0768-62-8532/七尾市観光交流課0767-53-8424

※掲載データなどは2011年9月末時点のものです。実際におでかけの際は、事前に最新の情報をご確認ください。

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