新型プジョー508発表、国産セダンとは一線を画したデザインに注目!

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エントリーモデルが400万円台前半からという戦略的な価格設定

プジョー・シトロエン・ジャポンは3月20日(水)、東京目黒区のウェスティン東京を会場に、プジョーブランドのフラッグシップサルーンとなる新型508を発表した。

同社のクリストフ・プレヴォ社長によれば、新型モデルの投入などでプジョーブランドはここ3年で73%増という好調なセールスを記録。今回の新型508を皮切りに、さらなる新規ユーザーを獲得したいとの意欲を表明した。

また、今回の発表会にはグループPSA執行役員でプジョーブランドCEOのジャン=フィリップ・アンパラト氏が来日。208年の歴史を有するプジョーは「UNBORING THE FUTURE」をキーワードに、環境問題やEV時代に向けても前向きで楽しいものでありたいと述べ、プレヴォ氏とともに新型508をアンベールした。

アンパラトCEOが強調する「デザインファースト」の、ロー&ワイドな5ドアファストバックとなる新型508は、切り立ったグリルとLEDライトで構成したフロントに、牙をイメージさせる垂直なデイタイムランニングライトを、クーペのようなルーフラインに続くリアに3本の爪痕をモチーフにしたコンビランプを配するなど、独自のデザインアイコンを散りばめてスタイリッシュさを印象づけている。

インテリアには、小径ステアリングとタッチスクリーンによる独自のインターフェイス、「i-Cockpit」を採用、上級グレードにナッパレザーシートをオプションで用意するなど、従来以上の上質感を獲得。また、夜間の検知精度をアップさせたアクティブセーフティブレーキや前車追従型クルーズコントロールといった先進運転支援機構を標準で装備している。

日本仕様のパワートレインは、2L直4ディーゼルターボBlue HDi(177ps/400Nm)と1.6L直4ガソリンターボPureTech(180ps/250Nm)に8速ATを組み合わせ、全車にプジョー初となる電子制御式アクティブサスペンションを搭載。ドライビングモードと連動して、同ブランド伝統の快適な乗り心地とロードホールディング性能を実現したとのこと。

グレード構成は、ガソリン仕様が508Allure(4,170,000円)と508GT Line(4,590,000円)、クリーンディーゼルに508GT(4,920,000円)をラインナップ。なお、ステーションワゴンの508SWは今夏に発表・発売の予定だ。

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