アルト ワークスのデビューは2020年か?
初代「アルト」は、1979年に発売され、元祖・軽ボンネットバンとして大ヒットした。1984年に登場した2代目では、高性能版「アルト ワークス」を設定。これは3気筒4バルブDOHCインタークーラーターボエンジンを搭載し、最高出力は64psを発生した。これにより軽自動車の馬力規制が設けられることになり、現在まで至っている。そして1988年の3代目ではボディを拡大、スライドドアなど工夫に工夫が施されている。その後1994年の4代目はボディサイズをそのままに、スライドスリムの設定を外すなど原点回帰。1998年に5代目、2004年に6代目、2009年には7代目、2014年に8代目となる現行モデルへと、比較的早いモデルサイクルで世代交代がされている。
そして2019年10月、いよいよ第9世代の登場が期待できそうだ。予想CGを制作では、フロントはイグニクスの流れを汲んだグリルに、存在感のあるプロジェクター&LEDを装備。ロワグリルは大迫力の大口径台形デザインに。サイドはワイド感を持たせたタイヤハウスデザインと、フロントから繋がるウインドウラインで精悍さをアピールしている。アーキテクチャーには、最新世代の「ハートテクト」プラットフォームを採用し、剛性を高め、軽自動車としては広めの居住空間が確保されている。
注目は、ISG(モーター機能付発電機)による同ブランドのマイルドハイブリッドシステム「Sエネチャージ」の搭載だ。これまでの「エネチャージ」が進化し、モーターによるエンジンアシストを可能にすることで、40km/h以上の低燃費と動力性能の向上を。「ワークス」には、660ccの直列3気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は64psながら、走行性能が大幅に向上すると予想される。
安全面では現行モデルでも搭載されている「デュアルセンサーサポートブレーキ」をアップデートし、さらなる安全性の確保が見込まれる。
新型のワールドプレミアは、2019年10月が予想され、「ワークス」は2020年のデビューが期待できそうだ。
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