【国内試乗】ボルボ XC40 T4 AWDモメンタム、1000kmロングツーリングレポート

2019/03/15 07:30

ボルボXC40で行く、札幌-函館-青森-東京イッキ乗り!

雪道を走るのは年に1度あるかないか。はっきり言って、個人的にはコワくてキライ。そんなル・ボラン編集部のキョーヤが、雪の北海道を300km、青森から東京まで750kmのロングドライブに旅立った。

試乗車は迷うことなくXC40をチョイス。その理由はかつてC30が欲しかったワタシが久々に気になるボルボだったから。XC90やXC60にも通じる最近のボルボデザインは率直に言ってカッコイイ。そこにカジュアルな仕立てが加わり、アクティブな雰囲気のコンパクトSUVが丁度いい感じ。このリポートが奥様におねだり? する際のアドバイスになれば幸いです。
とはいえ、ボディサイズに関しては、1875mmもある全幅は気になるところ。しかし、スクエアなボディ形状は車両感覚がつかみやすく、取り回しもしやすい。いざ駐車する際などはカメラが周囲の状況をモニターに映し出してくれるので安心。必要とあらば奥様の苦手な縦列駐車もやってくれる。あ、これ標準装備です。

千歳空港の駐車場で待っていたのはT4 AWDモメンタム。このアマゾンブルーというボディカラー+ホワイトカラールーフ(オプションで6万6000円なり)は、T4/T4 AWDモメンタムしか選べない。このステキなカラーリングを見た瞬間、気分が盛り上がり俄然ヤル気になった。
時刻は午前11時を回ったところ。夕方までに函館に着けばよいという。まずは、北海道に来たらラーメン食べなきゃ、でしょ。タッチスクリーン式のセンターディスプレイで、話題のえびそばに目的地をセットする。北欧生まれらしく手袋をしていても操作ができる。

……と、ここで目に付くのがインテリアのセンスの良さ。それこそ、花粉の時期になると助手席にティッシュの箱をそのまま置いて、サイドポケットのコンビニ袋にゴミを捨てているワタシ。ホントいやなんですよ(泣)。そんなドライバーが日頃不便に感じている使い勝手をXC40では徹底的にリサーチして改善。スマートフォン、タブレット、バッグやカードなどをスッキリ収納できる。見せたくないティッシュボックスやゴミ箱にはフタを付けて、オシャレな収納インテリアを実現している。
ところどころ雪が残る一般道や高速道路を走行する。慣れない雪道を怖々と運転していると、ウインタースポーツに精通する柳田カメラマンがアドバイスしてくれる。
「そこの茶色くなっている水分を含んだわだちは、車線変更する時にハンドルを取られるので気を付けて。マジ、ヤバいッスから~」

北海道らしいロケーションを求めてホワイトアウトが起きる中、XC40は何事もなく突き進んでいく。試乗車には電子制御AWD機能を搭載。XC40をはじめボルボのAWDはボルグワーナー製で、通常はFFベースで走行し、路面状況に応じて最適に駆動配分を伝達するオンデマンド式を採用。通常は燃費のよいFF走行をして、困ったときには4WDの恩恵を受けられるというわけだ。
途中、撮影のため誰も踏み入れていない雪の駐車場やピカピカ光る凍結路も何事もなく走ってくれる。雪道、コワくないじゃん。この安心感は素晴らしい。当たり前のことだけど、雪道のみならず雨で滑りやすい路面とか、どんな状況下においても、安心していつも通りに運転できることが、カスタマーにとって一番大事なことなんじゃないだろうか。

雪の北海道を走破してフェリーターミナルに着いた頃には、クルマも雪で真っ白。不安だった雪道も、ボルボならではの走破性でなんなくクリア。そうとなれば、安心して北海道ならではのグルメを堪能させていただいた。

翌日、函館からフェリーに乗り約3時間ちょっとで青森に到着。ここからは、東北道を一気に東京まで駆けぬける。XC40には、自動運転「レベル2」相当となる、パイロット・アシストが標準装備。高速道路では、全車速追従機能付ACCを設定すれば、加速も減速もお任せできるのでラクチン。もちろん渋滞中は、完全停止までしてくれるので、休日のお父さんの負担も軽減してくれるだろう。
XC40には、出力の異なる2種類の2直4ターボを用意。試乗車は190psを発揮するT4で、よりハイスペックな252psのT5も用意されるが、T4でも緩急自在の走りができた。
ただ、雪道でエンブレを使って減速をしたい時や、気分に応じてマニュアル運転したい時に、パドルシフトが欲しいと思った。T5には付いているけど、そうするとアマゾンブルー+ホワイトルーフが選べなくなる。うーん。
こうして、東北道の端から端までのおよそ680km+羽田空港まで計730kmをイッキに駆けぬけたが、いつものツライ腰痛は出なかった。これはシートの良さにほかならない。途中で柳田カメラマンに運転を代わってもらったのに、彼も疲れ知らずのようで、笑顔で再び新潟へと旅立っていった。ボルボXC40おそるべし……。

リポート:京谷則子 / フォト:柳田由人 / ル・ボラン2019年4月号より転載

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