マツダ最新の「CX-30」がジュネーブで公開

新世代商品の第二弾となるコンパクトクロスオーバー

マツダは3月5日、新世代商品の第二弾となる新型コンパクトクロスオーバーSUV「CX-30」を世界初公開した。このモデルは、マツダの新たな基幹車種として今年の夏より欧州から順次グローバルに販売が開始される予定で、一般公開は3月7日から17日まで開催されるジュネーブ・ショーが最初となる。

CX-30は、マツダのデザインテーマ「魂動デザイン」を具現化したエレガントなスタイルとSUVらしい力強さを融合させた新しいコンパクトクロスオーバー。マツダによれば「日々の生活の中で、大切な人と新しい発見や刺激を感じ、人生を豊かに過ごしていただきたい」との想いを込め開発したという。

そのパッケージングは、大人4人がゆったりと座れる室内空間と使い勝手の良さを追求。さらに乗用車よりも高い車高による視認性や乗降性の良さに加え、道幅や駐車場を選ばない小回りが利くボディサイズがもたらす運転のしやすさを追求している。

ハードウェアは、マツダ独自の人間が持つバランス能力を最大限に引き出すことを追求した新世代車両構造技術「スカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャー」や最新の「スカイアクティブ-X」を採用。加えて幅広い走行シーンで意のままの加減速を可能にするスカイアクティブエンジンシリーズを搭載、走る・曲がる・止まるといったクルマの基本性能を飛躍的に向上させている。

マツダの代表取締役社長兼CEOの丸本明は、以下のようにコメントしている。

「CX-30は、お客さまにとって日々のパートナーとして、なくてはならない存在と思っていただけるように開発いたしました。マツダの「走る歓び」と深化した「魂動デザイン」を世界中のお客さまにお届けできますようマツダの主要拠点で生産いたします。今後もマツダは、新しい商品や技術によって、お客さまにマツダ車を保有する価値を感じ続けていただき、『お客さまと世界一強い絆で結ばれたブランド』を目指してまいります」