「ランボルギーニ・ウラカンEVO」にオープンモデルが追加

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0-100km/h加速3.1秒をオープンエアドライビングで味わえる

2月26日、ランボルギーニは3月5日に開幕するジュネーブ・モーターショー2019において、「ウラカンEVOスパイダー」を初公開することを明らかにした。日本市場における予定販売価格は32,827,602円(消費税別)だ。

ウラカンEVOスパイダーは、今年1月に発表されたクーペモデル、ウラカンEVOのオープントップバージョン。搭載されるエンジンはクーペのEVOと共通で、640ps/600Nmを発揮するV型10気筒5.2L。デュアルクラッチトランスミッションの「7速LDF」を介して4輪を駆動する。0-100km/h加速タイムはクーぺの2.9秒に譲るものの3.1秒をマーク。最高速はクーペと同じ325km/hだ。

ランボルギーニのステファノ・ドメニカリCEOは、このモデルを次のように紹介している。
「ウラカンEVOスパイダーは、EVOクーペの性能、次世代ビークルコントロールおよびエアロダイナミクス機能をすべて備えたうえに、オープントップならではの個性的かつエキサイティングな走りを実現します。 スパイダーはウラカンEVOとしての革新的な躍進を遂げ、応答性の高いスーパースポーツカーとして楽しめるだけでなく、極めて運転しやすいクルマです。とくにルーフを下げた状態では、自然吸気エンジンのエモーショナルなサウンドと洗練された軽量エキゾーストシステムが、走りの体感に新たな境地を開きます。デザイン、パフォーマンス、爽快なオープンエアでの走りは、文字通り息をのむ素晴らしさです」

軽量ソフトトップの開閉は、センターコンソールに配置されたボタン操作により17秒で完了。50km/h以下であれば走行中でも開閉操作が可能だ。リヤウインドーはソフトトップの状態にかかわらず単独で開閉することができ、オープン時に上げると風防になり、クローズド時に下げると自然吸気エンジンのサウンドをより大きく感じることができる。

搭載エンジンと同様、そのほかのメカニカルトピックはクーペモデルに準じている。後輪操舵と4輪トルクベクタリングシステムを統合制御する「LDVI(ランボルギーニ・ディナミカ・ヴェイコロ・インテグラータ)」、そして車両の重心に配置された加速度センサーとジャイロスコープセンサーがリアルタイムに横・縦・垂直方向の加速とロール、ピッチ、ヨーの各レートをモニターし、ダンピングを調整する「LPI(ランボルギーニ・ピアッタフォルマ・イネルツィアーレ)」といったテクノロジーを導入。卓越した走りの性能が与えられている。

ドライビングモード「ANIMA」システムも引き続き搭載。「ストラーダ」、「スポーツ」、「コルサ」の3モードが設定され、走行シーンに応じて車両を最適に制御。ストラーダは一般道における快適な走りを演出し、スポーツモードではドリフトにも対応。そしてコルサモードでは、サーキットトラックでの刺激的なスポーツドライビングを可能にする。

インフォテイメントシステムは基本的にクーペモデルと共通。8.4インチのタッチスクリーンが組み合わされ、マルチフィンガージェスチャーによる操作で手軽にコネクティビティ機能が操作できる。

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