「アウディSQ5」に高性能ディーゼル仕様が追加

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48Vマイルドハイブリッドと電動コンプレッサーを採用

2月21日、アウディはQ5の高性能モデルであるSQ5に、ディーゼルエンジンを搭載した「SQ5 TDI」を設定したことを発表。ドイツ市場では車両価格6万7750ユーロ(約852万円)で、今夏より発売される予定だ。

パワートレインは、347ps/700Nmを発揮するV型6気筒3Lディーゼルターボに48Vシステムを組み合わせたマイルドハイブリッド。このディーゼルターボエンジンには電動コンプレッサーが組み合わされ、低回転域から効率的なパワーデリバリーを実現する。

このディーゼルユニットが発揮するパワーとトルクは、8速AT(ティプトロニック)を介して4輪に伝達。0-100km/h加速を5.1秒でこなし250km/hの最高速をマークする一方、15.2km/Lの燃費(欧州複合モード)を実現。二酸化炭素の排出量は172g/kmに抑えられている。

4WDのクワトロシステムは、セルフロック式のセンターディファレンシャルが用いられ、通常では前後40対60にトルクを配分。その比率は走行状況などに応じて、フロントへは最大70%、リヤへは最大85%に変動する。

サスペンションは、標準モデルの Q5より30mmローダウンする専用のダンパーコントロール付きを標準装着。オプションでエアサスペンションが選択可能だ。ホイールは20インチの鍛造アルミが装着(タイヤサイズは225/45R20)され、オプションで21インチが選べる。フロントのブレーキは375mmディスクにアルミ製6ピストンを組み合わせる。

外観ではシングルフレームグリルやドアミラーなどがアルミ調仕上げとなり、Sモデルを主張。インテリアでは、スポーツタイプのステアリングホイールやシートを装着。標準のシートには一部にアルカンターラが用いられているほか、ダイヤモンドステッチが施され、エレガントな雰囲気を醸し出している。なお、シートはフルナッパレザー張りも選択可能だ。

そのほか、インフォテイメントや運転支援機能は、アウディの最新システムが搭載されている。

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