日産リーフの再生バッテリーの意外な活用法とは?

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再生バッテリーのポータブル版を搭載するキャンパーを発表

日産ヨーロッパはこのほど、英国のOPUS社と共同でキャンピングカーのコンセプトモデル「Nissan × OPUS」を開発。2月19日〜24日の期間、英国バーミンガムで開催されている「キャンピング&モーターホームショー」で初披露した。

キャンパーのベースモデルは、OPUS社が開発したトレーラー仕様の「AIR OPUS」。これは車載するコンプレッサーで空気を送り込むことによって、約90秒でテントが膨らむ。ちなみにAIR OPUSはヨーロッパや北米、オーストラリア、ニュージーランドで販売されており、英国市場での価格は1万5995ポンド(約2,290,000円)からとのこと。

このコンセプトモデルには、日産が今年の下半期に欧州市場に導入する耐候性ポータブルバッテリー「日産エナジーローム」を組み合わせているのが特徴。日産エナジーロームは、「リーフ」の使用済みリチウムイオンバッテリーパックが再利用されたもので、700Whの蓄電容量を備えている。出力は1kWだ。

日産エナジーロームと、別途車載するソーラー発電パネルを合わせた電力は、最大でキャンプ1週間分をまかなえる。また、日産エナジーロームはキャンピングカーから取り外すことができ、標準の家庭用230Vソケットまたはソーラー発電パネルアクセサリーに接続することで、充電が可能となっている。

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