新型ジムニー最新トレンドを占うカスタムカー大集合!【その3】 極上の乗り味を実現した逸品!【ジムニー天国 2019】

サスペンション&吸排気の交換で
極上のドライブフィールを実現

新型ジムニーのカスタムパーツ開発に早くから取り組んできた津田レーシング。これまでも一流メーカーとコラボしたパーツを多くリリースし、いずれも極上の性能を実現してきただけに期待も高まる。

津田レーシングのノウハウが詰まった吸気系パーツ。少しずつ交換する楽しみもある。

インタークーラーも津田レーシングのオリジナル。交換するだけで約1.5倍の容量となる。冷却効果も高く純正の導風板も使えるので気軽なカスタムが可能だ。

外観でカスタムをアピールするのはマフラー。テールエンドがチタンカラーとなっているが、あくまでも控えめなスタイルだ。しかし、いざアクセルを踏み込むとそのレスポンスの良さに驚く。電子制御スロットルの悪癖は完全に影を潜め、足の動きに合わせて従順かつ機敏に回転数をコントロールできる。これはエンジンルーム内に隙なく作り込まれた吸気系パーツの恩恵。サクションパイプはむき出しに換装されているほか、ターボパイプなどのパイピングはすべてアルミ製。さらに、純正比約1.5倍という大容量インタークーラーとマフラーやむき出し型サクションにより、驚くほど軽やかな発進と加速を味わうことが可能だ。

インテークパイプはアルミ製に交換。高ブースト時の抜けを防ぐ機構も導入されているから安心だ。

ブローオフバルブはリニアな作動が特徴のトラスト社製に交換。専用キットでボルトオン交換が可能だ。

このパワーを難なくいなし、優雅と思えるほどのフィーリングをドライバーへと伝えるのが、ビルシュタイン社と開発したJB64W専用設計のビルシュタイン。ノーマルダンパーの減衰力を計測するのは当然だが、オンオフを徹底的に試乗して見つけ出したノーマルサスペンションのネガティブな部分をカバーすることを念頭に開発したビルシュタインダンパーにより、直進時はステアリングのふらつきが完全に抑え込まれている。リアからの突き上げもなくなり、ジムニーとは思えないほどの安心感にあふれたドライビングが楽しめるサスペンションとなっている。それはダンパー交換だけでここまで激変するのか、と感動を覚えるほど。エンジンもサスもワンランク上のパフォーマンスを楽しめるぞ。

ビルシュタインと共同開発による新型ジムニー専用設計。開発中のアイバッハ製コイルも完成が楽しみだ。

ダンパーを交換するだけで驚くほどの操安性を実現できるのが津田レーシング設定のビルシュタインだ。

テストドライバー:石上智章 ジムニー天国2019より転載

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