ついにBMWが「X3」と「X4」にＭモデルを投入！

トップパフォーマンスモデル「コンペティション」も同時にデビュー

2月13日、BMWはX3とX4に高性能モデルとなる「X3 M」、「X4 M」を新たにラインアップするとともに、両モデルそれぞれにトップパフォーマンスモデルとなる「コンペティション」を設定したと発表した。

XシリーズのMモデルはこれまで「X5」と「X6」に設定されていたが、このたびミドルクラスに設定することで、XシリーズにおけるMモデルの選択肢が拡充された。

X3 M／X4 Mの両モデルには、新開発の3L直列６気筒ツインターボを搭載。最高出力／最大トルクは、標準のMモデルで480ps/6250rpm、600Nm/2600-5600rpm、コンペティション仕様では510ps/6250rpm、600Nm/2600-5950rpmを発揮する。

トランスミッションは8速ATの「Mステップトロニック」。アクティブMディファレンシャルを搭載するシャシーは、M専用チューニングニングを施した「M xDrive」の4WD仕様となる。

新しい直6ユニットと専用シャシーが与えられたX3 M／X4 Mは、0-100km/h加速をいずれも4.2秒でこなす。さらに高いアウトプットを引き出すコンペティションでは、その値が両車ともに4.1秒に短縮される。最高速は250km/hでリミッターが作動するが、オプションの「Mドライバーズパッケージ」を選択すると280km/h（コンペティションは285km/h）に引き上げられる。

内外装は、スポーツシートやレザースポーツステアリングホイール、シフトセレクターレバーを含めてMモデル専用のスポーティなものとなる。さらにコンペティション仕様では、キドニーグリルやドアミラーキャップ、フロントフェンダー後部のアウトレットといったパーツがグロスブラック仕上げに。2019年8月から設定する予定のオプション「Mカーボンエクステリアパッケージ」を選択すれば、フロントエプロンやエアブリーザー、ミラーキャップがカーボン仕上げとなる（X4 Mの場合はリヤスポイラー含む）。