「雪も走れる夏タイヤ」として開発
日本ミシュランタイヤは、サマーシーズンで優れた安全性能を発揮し、さらに雪上においても高い走行性能を備えた「MICHELIN CROSSCLIMATE(ミシュラン クロスクライメート)」シリーズの「クロスクライメート」「クロスクライメートプラス」「クロスクライメートSUV」を2月5日より順次発売すると発表した。サイズは14インチから20インチの計78サイズで、価格はオープンとなる。
近年、降雪地域はもちろん非降雪地域においても予期せぬ積雪に見
このクロスクライメートシリーズは、サマータイヤに求められるハンドリング性能やドライ・ウ
発表会では、日本ミシュランタイヤの代表取締役社長「ポール・ペリニオ」氏が登壇し、商品の概要を説明した後、PC/LTタイヤ事業部 ブランド戦略マネージャー「黒谷 繁希」氏が製品の特徴を解説。その後ゲストとして、レーシングドライバーでモータージャーナリストの「佐藤 久実」氏が、実際にフォルクスワーゲン・ゴルフにクロスクライメートプラスを装着し、圧雪路とドライの高速道路・一般道を試乗した感想を述べた。
佐藤久美氏は、「オールシーズンタイヤってすべての性能が中途半端なイメージがありましたが、このクロスクライメートは、雪上ではスタッドレスタイヤに匹敵するグリップ性能を持ちながら、ドライのアスファルトではしっかりとした直進安定性とハンドリングを備えています。特に驚いたのは静粛性の高さで、同じミシュランのエナジーセイバーより静かと感じたくらい、事前の情報がなくて乗り込んでいたら夏タイヤだと思うほどでした」とコメントしていた。
雪でも走れるオールシーズンタイヤといえば、国内ではすでにグッドイヤーの「Vector 4Seasons(ベクター フォーシーズンズ)」が市場に投入されており、販売も好調だという。今回ミシュランからこの「クロスクライメートシリーズ」が発売されたことで、オールシーズンタイヤ市場が活況になってくるか興味深いところだ。
【製品特徴】
・サマーシーズンでの優れた安全性能
ドライ・ウェット路面でも高いブレーキング性能を発揮。
・夏タイヤと同等の静粛性
・雪上での高い走行性能
国際基準で定められたシビアスノータイヤ要件に適合。「スリーピ
※全車チェーン規制の時にはスタッドレスタイヤ含みすべてのタイ
・ロングライフ性能向上
MICHELIN ENERGY SAVER+より向上し、経済性を考慮したロングライフ設計。
【採用技術】
(1)幅広い温度域に対応するコンパウンドがさまざまな路面への
(2)雪踏み効果を最大限に引き出すユニークなトレッドパターン
(3)面取り加工のトレッドブロックがドライブレーキング性能を
(4)高性能サイプ
-夏路面と冬路面効果的なグリップを実現するため三次元の形に設
-溝底まである細い溝が雪上路面でのグリップに貢献
-ショルダー部の溝が摩耗につれて拡大することで雪上のトラクシ
【路面適合表】
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