古河電工が逆走検知システムを開発

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準ミリ波レーダーを活用して逆走車両を検知

高速道路や国道バイパスなどでの逆走事故が後を絶たないが、決め手となる対策はいまだ講じられないでいるのが現状だ。右に左に変わる入路や退出路、合流路の分かりにくさなども指摘されているが、その改善はコストもかかるだけに、まずはドライバーに注意をうながす逆走対策が求められている。2016年には高速道路会社が逆走対策技術を公募し、28の技術を選定。実用化に向けて研究開発が進められている。


大手エレクトロニクス企業である古河電気工業も、路上に備えた準ミリ波レーダーにより対象車両の距離、角度、速度を解析し、逆走車両を検知する技術を考案し、選定技術に選ばれていたが、ここにきてその装置を開発。実用化に向けて一歩を踏み出した形だ。

この検知システムは24ギガヘルツの準ミリ波レーダーを使うため、昼夜、逆光など日射の影響を受けず、雨、雪、霧といった天候の影響も受けにくく、安定した検知が可能なのが特徴。また、道路脇のポールなどに取り付けられるサイズなので大規模な設置作業が不要となる。

検知した逆走車をどう処置するかは道路管理者や道路会社側に任せる形だが、正確な検知が可能となれば警報などを組み合わせることで素早い逆走防止も可能となる。実際の稼働はまだ未定ながら、その有効性がどの程度なのか、具体的な評価や検討が進むことを期待したい。

ル・ボラン 2019年2月号より転載
田畑修
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2019/01/25 09:00

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