自動車技術会が「自動運転AIチャレンジ」を開催

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2019年3月に東京大学の柏キャンパスで開催

自動車技術関連の学術団体であり、自動車メーカーや部品メーカー、エネルギー企業などが賛助会員としてバックアップする自動車技術会が「自動運転AIチャレンジ」を開催する。自動車に関連するAI(人口知能)技術を競う国際的な大会と位置づけており、今後の自動車技術を担う技術者の発掘や育成のため、産学官が協力して行なう競技会となる。

参加のハードルはなかなか高く、まず経済産業省主催のAIエッジコンテスト(画像認識技術の精度を競い合うコンテスト)への参加が条件となる。このエッジコンテストの上位入賞者が1名以上含まれる4チームに参加資格が与えられ、カート車両に自らの開発した自動運転プログラム(アルゴリズム)を組み込んで実走行で競い合うことになる。完走、所要タイム、乗り心地の3つのトライアルにより順位を決定するという。
かなり高度の技術を持ったチームでないと参加できない感じだが、まずAIエッジコンテストが2018年11月19日~2019年1月27日の日程で専用サイト上で行なわれており、その結果が出てから2019年3月22日、23日に千葉県の東京大学・柏キャンパスで実走行による競技が行なわれる予定。今後の自動運転技術の進化を占う競技となるが、優れたAIエンジニアの卵を発掘することにもなるだろう。賞金や詳細な競技内容は今後公開されていく予定となっている。

ル・ボラン 2019年2月号より転載

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