3代目「ベントレー・コンチネンタルGTコンバーチブル」がデビュー!

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ツイード素材のソフトトップを新たに設定

ベントレー・モーターズは11月26日、新型コンチネンタルGTのオープントップバージョンである「コンチネンタルGTコンバーチブル」を発表した。

設計、エンジニアリング、ハンドクラフトのすべてが英国で行なわれるこの3代目は、スタイリッシュでエレガントな世界最高のグランドツアラーを製作してきたベントレーの技のすべてが注ぎ込まれている。

同社のエイドリアン・ホールマーク会長兼CEOは次のようにコメントしている。
「視線を惹きつける優雅なアンダーステートメントと納得のエンジニアリング、新型コンチネンタルGTコンバーチブルが持つ桁外れの実力は唯一無二であり、この誇り高き英国ブランドでなければ生み出せないものです。当社は1919年の創業以来、最上級のグランドツアラーを製作し続けてきました。創業100周年に向けて人気のシリーズに仲間入りするのがコンチネンタルGTコンバーチブルであり、ラグジャリーブランドの技術の粋を集めた世界最先端かつ最強のモデルです」

先代型と同様にルーフの素材はファブリック製を採用しているが、先代型よりキャビンの静粛性を向上させている。開閉時間は19秒で、開閉操作はコンソールのボタンひとつ。50km/h以下であれば走行中に開閉操作が可能だ。ファブリックルーフのカラーは7種類設定され、この新型ではさらに、伝統的な雰囲気のツイード仕様が初めて用意された。

オープンエアドライビングを快適にする装備は万全だ。新設計のネックウォーマーは温かさ、静かさともに先代より向上。ヒーター付きコンフォートシートにシームレスに組み込まれ、電動ヘッドレストまわりに快適なエアフローをもたらす。新しいネックウォーマーではクロームのセンターベーンがスタイリングのアクセントにもなっている。ダクトの幅いっぱいに取り付けられたベーンが、ベントレー特有のブルズアイベントを彷彿とさせる。ネックウォーマーに加え、ステアリングホイールヒーター、シートヒーター、新設計のアームレストヒーターといった充実の快適装備で、どんなシーンでも至高のドライビングエクスペリエンスを提供する。

エンジンは635ps/900Nmを発揮する6リッターのW型12気筒ツインターボ。8速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)と組み合わされ、4輪を駆動。3.8秒の0-100km/h加速、333km/hの最高速をマークする一方、エンジンの気筒休止機構やDCTの採用により、8.1km/Lの燃費(NEDC複合モード)を実現している。

アクティブAWDシステムも一新され、従来型の前後トルク配分が40:60だったのに対して、新型は走行状況に応じて前後トルク配分が変化するようになった。一方、サスペンションには3チャンバーエアスプリングが採用され、もっともソフトな設定では先代モデルより60%以上も多い空気量が確保できる。これにより、ベントレーのエンジニアはサスペンションの調整範囲を広げることが可能になり、乗り心地とダイナミックな走りの向上に結び付いている。これには、先代比で20%の軽量化を果たしたボディや、同5%向上したボディ剛性も大きく貢献している。

ルーフの仕立てを除けば、エクステリアデザインの基本はクーペモデルに準じている。フロントのホイール位置を先代モデル比で135mm前方に配置したことで、コンバーチブルのどっしりとした印象を強めている。またこの結果、ボンネットが長くなりノーズが低くなった。クーペから受け継ぐサイドの大胆なパワーラインはコンバーチブルでも健在だ。

インテリアでは、ひと足先に登場したクーペモデルと同様、デジタル化を推進させたインスツルメントパネルが目を引く。センターパネルには12.3インチのタッチスクリーンを用いた「ベントレー・ローテーションディスプレイ」が特徴的。このディスプレイは「ナビゲーション」、「3連アナログメーター(外気温・コンパス・クロノメーター)」、そして「ウッドパネル」と3タイプのパネルを好みで切り替えることが可能だ。

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