スポーティなキャラクターと機能を一層高める
10月25日、BMWは6月に発表した4代目を数える新型「X5」に、Mパフォーマンス・パーツを設定したことを発表。2019年3月に予定されている新型X5の世界的な市場導入に合わせて発売される。
新型X5用に開発されたMパフォーマンス・パーツは、他のモデルに設定されているものと同様に、スポーティなキャラクターを一層強調するルックスだけでなく、空力特性をさらに高める機能的な役割を果たす。
エクステリアパーツはカーボンファイバーが積極的に用いられており、ボディの軽量化を促進。エクステリア用パーツとしては、フロントバンパーのウイングレット用吸気トリムやドアミラーキャップ、リアウイングレット、リアディフューザーなどをラインナップ。表面は高光沢のポリッシュ仕上げが施され、スタイリングのアクセントとしても存在感を高める。
新型X5のオフロード機能を堪能したいカスタマーには、オールシーズンタイヤとの組み合わせを想定した20インチの「スター・スポーク748M」Mライト・アロイ・ホイールを設定。オールシーズンタイヤのトレッドデザインとのコーディネートすることにより、堅牢性や安定性を両立させることが可能だ。ホイールはそのほか、22インチの「スター・スポーク749M」Mパフォーマンス・ライト・アロイ・ホイールをラインナップ。こちらはおもにオンロードでのパフォーマンスに寄与するタイプで、同サイズのホイールより約1kg軽い設計だ。
フロント用に4ピストンキャリパーを採用したMパフォーマンス・スポーツブレーキは高い制動性能を発揮するほか、レッドペイントのキャリパーが、スポーティなルックスをさりげなく高める。
インテリアでは12時位置にマーキングを施すMパフォーマンス・ステアリングホイールや、ステンレススチール製ペダルパッド、フロアマットなどを展開。内装はコントラストステッチが施されるレザーやアルカンターラが多用され、モータースポーツマシンのイメージが強調されている。
また、スマートフォンアプリや車載カメラを使って、サーキットトラックなどでのドライビングを記録・分析できるMパフォーマンスドライブアナライザーも見逃せない。アナライザーはOBD(On-Board Diagnostics=自動車の自己診断機能)スティックを接続することによって自分のドライビングを分析でき、スキルアップに役立てられる。
そのほか、車両サイドの路面にMロゴなどを投影できるBMW LEDドアプロジェクター用Mパフォーマンススライドセットや、アルカンターラ仕上げのMパフォーマンスキーウォレットといったアクセサリーも用意される。