2019年初頭に登場する新型「アウディR8」の実力は?

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さらなる磨きがかかったスポーティなルックスと走り

10月24日、アウディは大掛かりな改良を施した新型「アウディR8」を2019年初頭に発売すると発表した。2019年第1四半期から、ドイツおよびその他の欧州地域を皮切りにデリバリーがスタートする見通しだ。

新型R8は、10月上旬に開催されたパリ・モーターショーで初公開されたレーシング仕様「R8 LMS GT3」と約50%、また「R8 LMS GT4」とは約60%におよぶパーツを共有。オンロードでの快適性を損なうことなく、レーシングマシンに近いキャラクターにシフト。クーペとスパイダーの2ボディが設定されるのは、従来型と変わらない。

エンジンはこれまでと同様に、出力/トルクの異なる2機種を設定する自然吸気式のV型10気筒。具体的な数値は未発表だが、いずれも従来型よりスペックが向上しているという。

ステアリングやサスペンションは再調整され、速度域を問わず高い安定性を実現。ステアリングの応答性や路面からのフィードバックはより正確性を増している。走行モードは搭載エンジンに応じて、「ドライ」、「ウエット」、「スノー」の3モードを新たに追加。より多彩な路面状況に対応している。

エクステリアでは、よりワイドになったシングルフレームグリルや新デザインのフロントスプリッターなどが目新しい。標準で19インチ、オプションで超軽量の20インチが用意されるホイールのデザインも一新された。ブレーキディスクはスチール製が標準となるが、カーボンセラミック製がオプションで選べる。ボディカラーは、新色のケモラ・グレーとアスカリ・ブルーの2色がメタリックペイントに加わった。

エンジンの種類に応じて、最大3タイプからエクステリアパッケージが選択でき、フロントスプリッターやサイドトリム、ディフューザーの仕様を変更できるなど、カスタマイズプログラムが充実した点も新型の特色。オプションで、フロントグリルやリアエンドに装着するエンブレムをハイグロスブラック仕様にすることも可能だ。

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