最新の「ラリー・ポロ」を使った秘密ミーティングとは?

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新型の市販ラリー仕様を同乗試乗するイベント開催

フォルクスワーゲンはこのほど、VWポロをベースにした一般顧客向けラリー仕様の新型「VWポロGTI R5」が、今年販売分の15台を完売したことを明らかにするとともに、同乗試乗を含むカスタマー向けのミーティングを開催したと発表した。

このミーティングはドイツ北部の森林地帯にあるテスト施設で開催。この特別なポロの顧客は、フォルクスワーゲンの開発&テストドライバーであるディーター・デッピングのドライブによる同乗試乗によって、アスファルト路面をテストした。

フォルクスワーゲン・モータースポーツが特別に開発したポロGTI R5には、特別にチューニングされた272psを発揮する1.6リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載。5速シーケンシャルのトランスミッションと4輪駆動システムを組み合わせる。シャシーは独自のチューニングが施されており、このミーティングで使用されたマシンのボディが偽造されていたのは、シャシー・セッティングの詳細を伏せておくためだという。

WRCで活躍する「VWポロR WRC」とは異なり、手頃な価格で購入することができるため、プライベートチームには最適だという。10月25〜28日に開催されるWRCスペイン戦では、この新型がWRC2クラスで実践投入される予定で、それまでにあと約1万kmのテスト走行が重ねられるとのこと。

ポロGTI R5は2018年の生産計画台数である15台がすでに完売された。2019年には40台が生産される見込みだ。

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