ゲーム由来のスポーツアウディが日本に上陸!

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富士スピードウェイでデモラン後は秋葉原に

アウディ ジャパンは、スーパーGT第5戦開催中の8月4日(土)に富士スピードウェイで「アウディe-トロン・ビジョン・グランツーリスモ」のデモンストレーションランを行なう。また8月8日(水)には東京の秋葉原にて展示イベントを行なうと発表した。

「アウディe-トロン・ビジョン・グランツーリスモ」は、プレイステーション4用ソフト「グランツーリスモ」とのコラボレーションにより、アウディがデザインしたバーチャルカーである。今年、アウディはこのモデルを仮想世界に留めることなく、現実世界のワンオフカーとして開発/製造を行なった。

そのハードウェアは、200kWの電気モーターをフロントアクスルに1基、リアに2基を搭載したしたフルタイム4WDのEVのエレクトリッククワトロで構成。600kW(815hp)に達するシステム総合出力と、EVとしては軽量な1450kgの車重を武器に、パワーウェイトレシオはわずか1.78kg/hpに収まっている。また、スポーツドライビングに大きな影響を与える前後重量配分は、理想的な50対50。走行性能もハイレベルで、0~100km/h加速では2.5秒以下という驚異的なタイムを実現している。

エクステリアデザインおよびカラーリングは、「アウディ90クワトロ IMSA GTO」へのオマージュを基にしたもの。この伝説的なレーシングマシンは1989年、パワフルな5気筒ターボとクワトロシステムの組み合わせをアドバンテージに、ハンス・ヨアヒム・シュトゥック、ワルター・ロール、ハーレイ・ヘイウッド、スコット・グッドイヤーらの手によって北米IMSA GTOシリーズを席巻している。

さて、この実車は4月14日のフォーミュラEローマ戦を皮切りにさまざまなイベントに登場。ゲスト向けレーシングタクシーとして提供されることで、eモビリティへのエキサイティングな架け橋となってきた。今回、日本初披露となる8月4日(土)~5日(日)にはアウディスポーツ・ブースでの展示に加えて4日17~18時にデモンストレーションランを実施。8月8日(水)には東京の秋葉原の「ベルサール秋葉原」においてパブリックな展示(10~15時)を行なうことで、アウディのeモビリティへの取り組み姿勢を示される。

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