中身は完全なレーシングカー【ジャガーEVワンメイク】レースカーがデモ走行。

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今年後半にはレース開催の予定

最大20台がエントリーし、香港、ローマ、パリ、そしてニューヨークなどの世界的な大都市の中心地を舞台に、レースを繰り広げる予定。

年々盛んになっていくフォーミュラEのサポートレースとして、今年秋から開催予定のワンメイクレース「ジャガーIペイスeトロフィー」のマシンが公開された。ジャガーの電気自動車(EV)、Iペイスをベースとしたレーシングカーで駆動はもちろん電動モーター。ちなみにeトロフィーは市販車ベースのEVレースとしては世界初のシリーズ戦となり世界選手権のタイトルもかけられる予定だ。
フォーミュラE第9戦が開催されるドイツ・ベルリンで公開されたマシンは、ジャガー・ランドローバーのSVO(スペシャル・ビークル・オペレーションズ)で製作されたもので、外観はセダンボディ(ジャガーはSUVと位置づける)ながら、中身は完全なレーシングカー。フォーミュラEのコースとなるテンペルホーフ空港の跡地でデモンストレーション走行も行なわれ、レース開催に向けてのムードを高める演出がなされた。
最大20台のエントリーが予定されるeトロフィーは、EVレースとはいえハコ車同士の激しいバトルが予想され、場合によってはメインレースのフォーミュラE以上にエキサイティングで観客も盛り上がる可能性もある。果たして秋の初戦ではハコのEVがどんな走りを見せてくれるのか。期待したい。

LE VOLANT 2018年8月号 Gakken Plus

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