マツダ・ロードスターがさらに”深化”

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改良型「スカイアクティブG」エンジンを搭載

マツダはロードスターとロードスターRFに改良を実施し、6月7日より予約受注をスタート。7月26日から発売することを明らかにした。なお、改良版の登場を機に、ロードスターには特別仕様車「キャラメル・トップ」が設定された。

今回の商品改良では、新技術を採用したガソリンエンジンの搭載により、これまで以上に人間の感覚にあった上質にして気持ちのよい人馬一体の走りを目指したという。ロードスターRFに搭載するガソリンエンジン「スカイアクティブG 2.0」は、トルク特性を大幅に見直し、回転系部品の軽量化、高性能化に合わせたエンジンサウンドの変更などにより、高い加速度のまま、よどみなく吹き上がる軽快かつ爽快な伸び感を提供。同時に、燃焼システムの改善により環境・燃費性能も向上している。

ロードスターに搭載するガソリンエンジン「スカイアクティブG 1.5」は、改良により、気持ちの良い加速感はそのままに、より人間の感覚にあった走りを実現するとともに、環境・燃費性能を向上させている。特別仕様車「キャラメル・トップ」では、ブラウン色の幌と新色スポーツタンのレザーシートを備えたインテリアを採用。これまでのロードスターとはひと味違う、個性的で上品なカラーコーディネーションを実現した。

そのほか、安心して運転を楽しむための環境づくりの一環として、先進安全技術の「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)」に加え、「車線逸脱警報システム(LDWS)」、オートハイビーム機能や配光可変機構などを備えた先進ライトを全機種で標準装備。「AT誤発進抑制制御[前進時]」との組み合せで、経産省や国交省などが普及啓発を推進する「安全運転サポート車」の「サポカーS・ワイド」に該当している。

ロードスター開発主査兼チーフデザイナーの中山雅は、次のようなコメントを発表している。

「ロードスターは初代モデルから一貫して、『だれもがしあわせになる』ことを目指し、29年間造り続けてきたクルマです。このクルマにかける想いの強さ、そしてこれまで積み重ねてきた『挑戦』の歴史がなければ生まれなかったものです。これからも、お客さまに『感動』を提供し続け、このクルマを通して豊かな生活を楽しむ『文化』を創造できるよう、進化に挑戦し続けます。そして、お客さまの将来においても地球、社会、人とクルマが共存する世界の実現を目指し、走る歓びにあふれたカーライフを通じて、お客さまの人生をより豊かにし、お客さまとの間に特別な絆を持ったブランドになることを目指してまいります」

モデルラインナップおよび税込車両価格は以下のとおり。

●ロードスター[スカイアクティブG 1.5(132ps/152Nm)搭載]
・S:255万4200円(6速MT)
・Sスペシャルパッケージ:275万9400円(6速MT)/287万2800円(6速AT)
・Sレザーパッケージ:309万4200円(6速MT)/320万7600円(6速AT)
・特別仕様車「キャラメル・トップ」:309万4200円(6速MT)/320万7600円(6速AT)
・RS:325万6200円(6速MT)
・NR-A:270万5400円(6速MT)

●ロードスターRF[スカイアクティブG 2.0(184ps/205Nm)搭載]
・S:336万9600円(6速MT)/339万6600円(6速AT)
・VS:365万400円(6速MT)/367万7400円(6速AT)
・RS:381万2400円(6速MT)

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