アルプス山脈にランドローバー・ディフェンダーの「地上絵」が

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ランドローバー誕生70周年を記念

ジャガー・ランドローバーは4月10日、ランドローバーの誕生70周年を記念してアルプス山脈に「ディフェンダー」のシルエットを描き、その動画を公開した。

ディフェンダーのシルエットが描かれたのは、フランスのアルプス山脈。標高2700mに位置する雪原に、幅250mにもおよぶディフェンダーのシルエットが描かれた。このシルエットを見事に描き上げたのは、足で幾何学の形や線を描くスノーアーティスト、サイモン・ペッグ氏だ。

彼が雪原にディフェンダーのシルエットを描くためにアルプス山脈を歩いた距離は16.5km。歩数では2万894歩におよんだ。彼は次のようにコメントしている。

「スノーアートを描くには、忍耐、正確さ、そして体力が必要であり、これらはすべて、『ディフェンダー』と共通しています。『ディフェンダー』のシルエットは、シンプルでありながらとても特徴的なものとして世界中の人々に知られており、私が今までに描いたアートのなかでも、誰もがわかる有名な作品になったと思います」

このスノーアートは、当時ローバー社のエンジニアリング・ディレクターを務めていたモーリス・ウィルクスが、同じく当時マネージング・ディレクターであった兄のスペンサー・ウィルクスに、レッド・ワーフ・ベイの砂浜に初代「ランドローバー」のスケッチを描き、提案したという誕生エピソードに敬意を表して実施したもの。このモーリス・ウィルクスが描いた先進的なデザインが「ランドローバー」と命名され、後の「ディフェンダー」誕生のきっかけになったという。

 

ジャガー・ランドローバーの最高経営責任者(CEO)、ラルフ・スペッツ博士は、次のようなコメントを発表している。
「ランドローバーは世界中で認知、愛されている象徴的なブランドであり『ディフェンダー』のシルエットは、ひと目でランドローバーだとわかる特徴的なものです。ブランド登場から70周年を迎えることができるということは、本当に素晴らしく特別なことです。私たちは、今年を記念すべき1年として、ランドローバーが掲げる“Above and Beyond”精神を体現していくとともに、SUVを愛する世界中のお客様に敬意を示したいと思います」

ランドローバーは、1948年に開催されたアムステルダム・モーターショーでの発表から70年目を迎える2018年4月30日20:00(日本時間:5月1日 4:00)に、「World Land Rover Day」を記念したイベントをライブ中継する予定(URL: www.youtube.com/landrover、ハッシュタグ:#LandRover70Years)。初代ディフェンダーをはじめ、1970年のレンジローバーから1989年のディスカバリー発表まで、世界で最も愛される歴代の4×4モデル、ランドローバーの生み出してきた技術の数々とその開発に寄与した人物を紹介する予定だ。

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