今度はSUV風味? ポルシェ・ミッションEクロスツーリスモが発表

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0-100km/h加速は3.5秒未満

3月6日に開幕したジュネーブ・ショーにおいて、ポルシェは電気駆動のクロスオーバーユーティリティビークル(CUV)のコンセプトスタディモデルである「ミッションEクロスツーリスモ」を初公開した。

このモデルは、オールラウンダーとして旅行やスポーツ、各種アウドドア活動を楽しむといったアクティブなライフスタイルを好むユーザーをターゲットとしたもの。2015年のフランクフルト・ショーで初公開されたスタディモデル、ミッションE(市販モデルは2019年に発表予定)の派生だ。

全長5.95×全幅1.99×全高1.42mのサイズに、4シーターのキャビンを組み合わせたボディには、合計600psを超えるシステム出力を発揮するふたつのモーターを搭載。0-100km/h加速は3.5秒未満を実現する。ポルシェトルクベクトリングを備えたオンデマンド制御4WDは、トルクを自動的に各ホイールに配分する。

バッテリーは800Vの急速充電に対応しており、この充電方法では15分で約400kmの航続距離が得られる。

ポルシェAGのオリバー・ブルーメ社長は、このモデルを次のように紹介している。

「スポーティさとユニークなスタイルでの利便性を両立したミッションEクロスツーリスモは、我々がどのように電気駆動自動車を捉えているかを表しているモデルです。当然のことながら動力性能に優れ、充電に時間を要すこともありません。さらにその高いパフォーマンスは幾度も続けて発揮することが可能です」

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