世界20カ国50人以上が「チームトヨタアスリート」に
トヨタ自動車は、韓国・平昌で開催される2018冬季オリンピック・パラリンピック大会において、トヨタの従業員アスリートを含む、世界20カ国50人以上を「チームトヨタアスリート」としてサポートする。「チームトヨタアスリート」は、従業員アスリートに加え、各国で選出したトヨタの理念や価値観(「チャレンジ」「改善」、「質実剛健」「チームワーク」「謙虚・感謝」「素直・正直」等)をともにするアスリートから構成されている。
トヨタは、「スポーツを通じた平和で差別のない社会づくり」「モビリティを通じた持続可能な社会への貢献」を目指し、2015年に国際オリンピック委員会との間でワールドワイド・オリンピック・パートナー、国際パラリンピック委員会との間でワールドワイド・パラリンピック・パートナーのスポンサー契約を締結。自動車業界が100年に一度の変革期を迎えるなか、志を共にする「チームトヨタアスリート」の活躍を通じ、従業員を始め、トヨタに関わるすべてのステークホルダーが刺激を受け、「すべての人に移動の自由を」提供できる、よりよいモビリティ社会に還元できることを目指している。
「ワールドワイドパートナー」をつとめるにあたり、豊田章男社長は、「スポーツは、人々に生き甲斐や希望、諦めない心を教えてくれるものです。オリンピック、パラリンピックで表現されるこのスポーツの精神をグローバル37万人の従業員と共有し、垣根のない、誰もが夢にチャレンジできるモビリティ社会の実現を目指します」と語っている。
「チームトヨタアスリート」の従業員アスリートは以下のとおり。
●森井 大輝(もりい たいき・パラアルペンスキー)
1998年、交通事故で入院中に観た長野パラリンピックがきっかけで競技を始める。パラリンピックには過去4回出場し、4個のメダルを獲得。トヨタの技術が採用されたチェアスキーで、悲願の金メダル獲得に挑む。
●伊藤 亜由子(いとう あゆこ・女子ショートトラックスピードスケート)
バンクーバー、ソチに引き続き3度目のオリンピック出場。トヨタ自動車スケート部所属。
●菊池 純礼(きくち すみれ・女子ショートトラックスピードスケート)
オリンピック初出場。昨年12月の全日本選手権では、500メートルで優勝。トヨタ自動車スケート部所属。
●横山 大希(よこやま ひろき・男子ショートトラックスピードスケート)
オリンピック初出場。昨年12月の全日本選手権では、1500メートルで優勝。トヨタ自動車スケート部所属。
●宇野 昌磨(うの しょうま・男子フィギュアスケート)
オリンピック初出場。昨年12月のグランプリファイナルで準優勝。同月の全日本選手権では2連覇を達成。
●寺尾 悟(てらお さとる・国際スケート連盟技術代表)
過去4回オリンピックに出場。その経験を生かし、今大会では競技運営のサポートにまわる。トヨタ自動車スケート部監督。