【東京モーターショー2017】BMWは「ストーリー・オブ・ラグジュアリー」でグローバル市場でのさらなる成長を狙う!

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 2017年も第四4半期を迎え、BMWグループの全世界における販売台数は180万台を越えて+3.7%の上昇を達成、BMWブランドの日本国内での成長率は+3.2%と年々伸びている。プレスカンファレンスに登壇したビー・エム・ダブリュー株式会社のペーター・クロンシュナーブル代表取締役社長は、数多くの重要で魅力的なニューモデルを導入してラインナップを拡充し続けてきたことが好調の理由とコメント。続けて、アジア・プレミアとして次世代BMWラインナップを担う5モデルを披露した。

 

コンセプト8シリーズ

Z8やi8といったラグジュアリーかつエモーショナルでスポーティなクルマにだけ与えられる「8」を冠した、8シリーズ・クーペを示唆したコンセプトモデル。新デザインのキドニーグリルや低くワイドなカーボン製シェルをはじめ、情報伝達能力を追求して円形のアナログメーターをリデザインしたメーターディスプレイなどすべてが未来的。

 

 まずアンベールされたのが、サーキットでの厳密なテストを繰り返し公道用に改良を重ねることで、これまでにないラグジュアリーな装いながら、レーシング・マシンと同等のパフォーマンスを発揮するというコンセプト 8 シリーズ。そして、あらゆる点において未来的で新しいBMWを予感させる、流麗でエモーショナルなデザインを纏ったオープン2シーター・スポーツカーのコンセプト Z4だ。

コンセプトZ4

 

ロー&ワイドを強調したスタイリングやミニマムな操作系でドライビングに集中できる環境が構築されたコックピットが独創的。ドライビングの歓びを満喫する運転席と優雅な走りを楽しむナビシートは異なるカラーだ。解放感を追求しサイドウインドーがないのがコンセプト・モデルらしい。

 

 そして、0→100㎞/h加速3.4秒を実現したという最新世代Mモデルの新型M5。新しいラインナップとしては、5シリーズ・グランツーリスモの後継にあたる、6シリーズ・グランツーリスモとフルモデルチェンジを経て3代目にシフトしたSAVモデルのX3など。いずれも「駈けぬける歓び」がコアバリューに据えられておりブランドのさらなる躍進の原動力になるに違いない。

M5

4.4リッターV型8気筒ツインターボエンジン(最高出力600ps/最大トルク750Nm)に、新型8速Mステップトロニック・トランスミッションとフルタイム4WDのM xDriveを組み合わせることで0→100km/h加速3.4秒を実現。ルーフをCFRP製にエンジンフードをアルミ製とするなど軽量化も徹底。

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