外観は従来型のテイストを継承、3代目ポルシェ・カイエンは中身で勝負!

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カイエンSには440psの2.9リッターV6ツインターボを搭載

8月30日、ポルシェはフルモデルチェンジを受けて3代目となった新型「ポルシェ・カイエン」を発表した。

発表されたのはカイエンとカイエンSの2グレード。カイエンには、340ps/450Nmを発揮する3.0リッターV6ツインターボエンジンを搭載。カイエンSには440ps/550Nmを発する2.9リッターV6ツインターボエンジンを積む。トランスミッションはいずれも8速ティプトロニックSで、0-100km/h加速タイムはそれぞれ6.2秒、5.2秒で、最高速は順に245km/h、265km/hだ。

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外観はポルシェ デザインのDNAを受け継ぐテイストを引き続き採用。フロントの大型化されたエアインテークや、新意匠の水平のライトデザインが新型を主張する。全長4918mm、全幅1983mmのボディサイズは先代型より63mm長い一方、2895mmのホイールベースに変更はない。車高は先代より9mmローダウンされている。ちなみに荷室容量は先代より100リッター拡大された770リッターが確保された。

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前後のライトにはLEDが用いられ、ヘッドライトにはアップグレードオプションとしてコーナリングライトやモーターウェイライトなどの各種ライトモードを追加する「ポルシェ ダイナミック ライト システム」を選択することが可能となった。

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シャシー面でのトピックは、911やパナメーラで実証済みの「エレクトリック リアアクスルステアリング」の採用だ。コーナリング時の俊敏性と高速車線変更時の安定性を改善し、回転半径を短縮できることによって日常の取り回しやハンドリングに貢献する。

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世界初となる「ポルシェ サーフェス コーテッド ブレーキ」を全モデルにオプション設定した点もニュース。タングステンカーバイドでコーティングされた鋳鉄製ディスクを備えるこのブレーキは、磨耗とブレーキダストの低減が特徴。キャリパーはホワイトに塗装され、20および21ホイールとの組み合わせのみ装備可能となる。

 

ポルシェ アドバンスド コックピットを採用したインテリアは、スポーティで贅沢な雰囲気。新型パナメーラから導入された最新世代のポルシェ コミュニケーションマネージメントシステムを搭載。12.3インチのフルHDタッチスクリーンが装備され、ボイスコントロールなどで直感的に操作できる。

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運転支援機能としては、新たに熱探知カメラを備えたナイトアシストが導入され、レーンチェンジアシストやレーンキープアシスト、トラフィックジャムアシスト、サラウンドビューを含むパークアシスト、アダプティブクルーズコントロールとともに、安全で快適なドライブをサポートする。

 

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