「第40回 ポルシェ テニスグランプリ」はラウラ・シグムンドが初優勝を飾る

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ポルシェAGが主催する女子のプロテニスツアートーナメント「第40回 ポルシェ テニスグランプリ」の決勝が4月30日にドイツ・シュトゥットガルトで行われ、シングルスは地元ドイツのラウラ・シグムンドがクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)を6-1、2-6、7-6(5)で下して初優勝を飾った。これによって、昨年、一昨年と連覇したアンゲリック・ケルバーに続き、同大会は3年連続でドイツ人選手が優勝したことになる。また、シグムンドにとって今回の優勝はキャリアハイの結果となり、5月1日付の世界ランキングで30位に入った。

 

優勝賞品は911カレラGTSカブリオレ

 

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ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場し、シード選手を次々と倒して決勝に駒を進めたシグムンド。決勝戦では、わずか28分で第1セットを6-1で先取。ところが第2セットは一度もブレークのチャンスを掴めずに落とし、セットカウント1-1に。ファイナルセットは決勝戦にふさわしい、両者一歩も譲らないスリリングな闘いが繰り広げられ、タイブレークにもつれ込む。最後はシグムンドが最初に掴んだマッチポイントをものにして勝利。2時間29分の試合は幕を閉じた。

 

シグムンドは試合後、次のようにコメントしている。

 

「ポルシェ テニスグランプリはツアーで最高のトーナメントで、ここで勝てたのは信じられない気分です」。

 

試合後のセレモニーでは、ポルシェAG監査役会会長のDr.ヴォルフガング・ポルシェから優勝トロフィーが、ポルシェAG取締役会会長のオリバー・ブルーメからポルシェ911カレラGTSカブリオレのキーが手渡された。

 

ちなみに、この大会からツアー復帰を果たしたロシアのマリア・シャラポワは、ベスト4まで勝ち上がる健闘を見せたものの、準決勝でムラデノビッチに破れている。

 

一方、ダブルスではラケル・アタウォ(アメリカ)/エレナ・オスタペンコ(ラトビア)組が優勝。決勝では第1シードのアビゲール・スピアーズ(アメリカ)/カタリナ・スレボトニク(スロバキア)組を破っての制覇だった。

 

 

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