![](https://carsmeet.jp/wp-content/uploads/2017/04/0421_Toyota-FC-Track_01-1024x576.jpg)
4月19日、北米トヨタはFC(燃料電池)技術の大型商用車への応用可能性を検証するため、今夏より米カリフォルニア州ロサンゼルス港で、FCシステムを搭載した大型商用トラックの実証実験を開始すると発表。実証実験に使用するFC大型商用トラックを公表した。
ミライ用FCスタックを搭載
この実証実験は、FC技術の応用拡大に向けた取り組みであるとともに、カリフォルニア州の港湾における環境対策への貢献の一環でもある。2006年に策定された「港湾大気浄化行動計画(Ports Clean Air Plan)」を通じて、ロングビーチ港やロサンゼルス港は大気汚染物質の削減に取り組んできたが、今でも大気汚染物質の多くは大型商用トラックから排出されているという課題を残している。トヨタとしては、FC技術応用を通じてこの課題を解決し、さらなる環境改善に貢献することも目指していく構えだ。
この実証実験で使用するFC大型商用トラックは、ミライのFCスタック(発電機)2基と12kWhの駆動用バッテリーを搭載することで、約500kW(約670ps)の出力と約1800Nmのトルクを発生。貨物を含めて総重量約36トンでの走行を可能にした。通常運行における推定航続距離は、満充填時で約320㎞と見込まれている。なお、公開された動画の中には従来のディーゼルエンジン搭載車との加速を比較するもの(下記)もあり、FC仕様車が単に環境対応だけではないことが確認できる。
■関連記事
- 作りやすさとリアリティがさらに向上! アオシマ、1/32楽プラ「トヨタ 86」をリニューアル【CARSMEET モデルカー倶楽部】
- トヨタ、マツダ、スバルがカーボンニュートラル実現に向け、電動化時代の新たなエンジン開発を発表した共同会見で見えてきたもの
関連記事
![](https://carsmeet.jp/wp-content/uploads/2024/06/LEVOLANT07_P056_059_01-300x200.jpg)
【国内試乗】世界中で愛され続ける、どこへでも行き生きて帰ってこられるクルマ「トヨタ・ランドクルーザー 250/70/300」
国内試乗
2024.06.14
![](https://carsmeet.jp/wp-content/uploads/2024/06/Toyota-GR-GT3-002-300x200.jpg)
【スクープ】トヨタ新型スーパーカー「GR GT3」いよいよ市販化へ! V8ツインターボ搭載との情報が!
スクープ
2024.06.11
![](https://carsmeet.jp/wp-content/uploads/2024/05/LEVOLANT02_P090-091_RI-CROWN-9-1-300x200.jpg)
評判も上々のセダンボディを纏った「クラウン」が展示!「bZ4X」にも試乗ができます トヨタ出展情報【ル・ボラン カーズ・ミート2024 横浜】
ル・ボラン カーズ・ミート2024横浜
2024.05.14
![](https://carsmeet.jp/wp-content/uploads/2024/04/Toyota-Urban_SUV_CG-2-300x200.jpg)
【スクープ】トヨタ「ヤリスクロス」の次期型EVデザインはこれで決まりか!? 「アーバンSUVコンセプト」の量産型を大予想!
スクープ
2024.04.22
愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?
複数社を比較して、最高値で売却しよう!
車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。
手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!
一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業電話ラッシュをなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!
【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>