【ニューヨークショー2017】ホンダが燃料電池車「クラリティ」にEVとPHEVを追加

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ホンダの米国現地法人アメリカン・ホンダモーターは、ニューヨーク国際自動車ショーのプレスデーにおいて、「クラリティ・プラグインハイブリッド」並びに「クラリティ・エレクトリック」を世界初公開した。

 

FCVにPHEVとEVが揃い踏み

 

2017 Honda Clarity Electric

 

「クラリティ・プラグインハイブリッド」と「クラリティ・エレクトリック」は、2016年3月に日本で発表した燃料電池自動車(FCV)、「クラリティ・フューエルセル」と共通のプラットフォームを使用したプラグインハイブリッド車(PHEV)と電気自動車(EV)。これで世界で初めて同一プラットフォームにFCV、PHEV、EVという3種類の電動パワートレインを取り揃えた車種となった。

 

クラリティ・プラグインハイブリッドは、17kWhのバッテリーを搭載。これまでのミドルサイズクラスのPHV車で最長となる、64km以上のEV走行を可能に。さらに発電を担う1.5リッターアトキンソンサイクルエンジンと組み合わせ、ガソリンと電気の総走行可能距離は531km以上に。バッテリーの満充電にかかる時間は240ボルトで2.5時間だ。

 

また「ノーマル」「ECON」「スポーツ」の3種類の走行モードにより、好みに合わせて走行モードの選択が可能に。さらにバッテリーの充電を優先するHVモードを搭載。こちらは3種類すべての走行モードと組み合せることができる。

 

一方クラリティ・エレクトリックは、プラグインハイブリッドより大きな25.5kWhのバッテリーを搭載、走行可能距離は128km以上に。満充電にかかる時間は240ボルトで3時間強、急速充電器を使えば30分で80%の充電が可能となる。こらちもプラグインハイブリッド同様、3種類の走行モードを搭載する。

 

両車はともに2017年中の発売が予定されており、クラリティ・プラグインハイブリッドは2017年中に米国で、クラリティ・エレクトリックは米国カリフォルニア州とオレゴン州でリース販売される予定だ。

 

 

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