ジュネーブショー2017 EVでもラグジャリー ベントレーEXP12スピード6eが発表

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ベントレーはジュネーブショー2017において、ラグジャリーEVのコンセプトモデル「ベントレーEXP 12 Speed 6e」を初披露した。

 

進化したベントレーのデザインDNAも表現

 

ベントレー・モーターズのウォルフガング・デュルハイマー会長兼CEOは、次のように紹介している。

 

「EXP 12 Speed 6eは、ベントレーが確立しようとしているラグジャリーセグメントの電気自動車を表現したコンセプトカーです。技術、素材、洗練性のどれをとっても真のベントレーに求められている最適・最高のレベルとなっています。このコンセプトカーで富裕層のお客様の注目を集め、我々の取り組みに対するフィードバックを得たいと考えています。ベントレーは今後、電気自動車をラインナップに加えていく方針を打ち出していますので、今回発表したコンセプトカーについての皆様の反応が楽しみです」

 

このコンセプトモデルの具体的なパワートレインは明かされていないが、ベントレーの説明によれば、非接触式急速充電の採用でユーザーの利便性を追求しつつ、1回の充電でロンドンからパリまで、あるいはミラノからモナコまでをこなせるような、長距離ドライブのニーズを満たす航続距離の確保を目指すというのがビジョンになっている。

 

エクステリアデザインは、現代建築や自然界、そして航空機の空力形状から着想を得て、アスリートのようなたくましさを表現。これはベントレーのデザインDNAの進化した形で、今後のデザインの方向性を示唆するものだ。

 

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インテリアは最先端技術と美しい素材が絶妙に融合。ガラス板を削り出して形作られたセンタートンネルが特徴的で、高解像度OLEDディスプレイを包み込むようにデザインされている。ステアリングホイールはハンドメイドのカットガラスが用いられている。ギアセレクターやドアパネルなどには銅素材が使われ、電気自動車の持つ潜在能力をキャビンでも表している。

 

ベントレーでは、2018年に導入を予定しているベンテイガのPHEV版を皮切りに、数年間の間に全ラインナップにPHEVモデルを導入する戦略を打ち出しているが、今回披露されたコンセプトは、さらにその先にあるベントレー車の姿を表現した格好だ。

 

 

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