日産自動車は6日、1月の国内登録車販売ランキングで「ノート」が1位、「セレナ」が2位となったことを発表した。「ノート」は発売直後となる昨年11月にも軽自動車を含む全販売車種のランキングで一時首位を獲得しており、高い人気を維持しているようだ。なお、登録車ランキングで日産車が1位、2位を同時に獲得するのは、1984年9月の「サニー」「ブルーバード」以来、実に32年ぶりのことなる。

 

ハイブリッドと運転支援システムが原動力に

 

 

2016年11月2日に発売された新型「ノート」は、追加設定された新電動パワートレイン「e－POWER」搭載車が、それまでのハイブリッド車を越える燃費を獲得したことなどによって人気が高まった。また2016年8月24日に発売された新型「セレナ」は、同一車線における半自動運転技術「プロパイロット」が好評で、2車ともに大きな話題を集めたことが1-2フィニッシュの要因になった模様だ。

 

国内販売を担当する星野朝子専務執行役員は、「各社が新型車を続々と発売する中での1位、2位獲得は、技術の日産が推し進めるインテリジェントモビリティ、すなわち電動化と知能化の取り組みが認められた結果だと思います」とコメントしている。

 

なお、今回同時に発表された軽自動車を含めた国内販売ランキングでは、「ノート」「セレナ」に加え軽自動車の「デイズ」がベスト10にランクインしている。

 

2017年1月度国内登録車販売ランキング

1位　日産ノート　14,113台　前年比169.3%

2位　日産セレナ　11,179台　前年比194.8%

3位　トヨタ・プリウス　9,883台　前年比　47.0%

4位　トヨタＣ-HR　9,144台　前年比－

5位　トヨタ・シエンタ　9,108台　前年比92.8%

 

2017年1月度国内乗用車販売台数ランキング（軽自動車含む）

1位　ホンダN-BOX　17,640台　前年比128.3%

2位　日産ノート　14,113台　前年比169.3%

3位　ダイハツ・タント　13,160台　前年比86.6%

4位　ダイハツ・ムーヴ　11,627台　前年比162.8%

5位　日産デイズ　11,363台　前年比86.4%

6位　日産セレナ　11,179台　前年比194.8%

 

 

 

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