メルセデス・ベンツ日本が「メルセデス・マイバッハS650 カブリオレ」を発表。全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて注文受付を開始した。
メルセデス・マイバッハ S650 カブリオレは、2016年のロサンゼルスモーターショーでワールドプレミアされたモデル。ベースはメルセデスAMG S65 カブリオレで、内外装に専用デザインが施され、クラシカルで美しいプロポーションに仕上げられている。
ソフトトップは50km/h以下なら開閉可能
パワートレインはメルセデスAMGの手による6.0リッターV型12気筒ツインターボエンジンに7速ATを組み合わせる。最高出力は630ps(463kW)、最大トルクは1000Nmを発揮する。
そのエクステリアは、フロント、サイド、リアの随所にクロームを採用。低く構えたウインドーフレームやボディサイドでリアに向けてなだらかに下降する「ドロッピングライン」、完全に格納されるサイドウインドーなどが特長として挙げられる。
またオープンモデルながら、3重構造のソフトトップを閉じれば完璧なクーペスタイルになるのもS650カブリオレならでは。スタイリングは細部まで吟味を重ねて仕立てられている。そのソフトトップは50km/h以下であれば走行中でも約20秒で開閉が可能となっており、閉める際には自動的に展開するラゲッジカバーに格納される。また、車外からキーを使って操作することも可能だ。
ヘッドライトは、片側47個のスワロフスキークリスタルを組み込んだ専用LEDハイパフォーマンスヘッドライトで、円柱状の30個のクリスタルをウインカーに、さらに17個のカットクリスタルをポジショニングライトに配置。またフロントフェンダーには「Maybach Manufaktur(マイバッハ・マヌファクトゥーア)」のエンブレムを装着。足元には専用の20インチ鍛造アルミホイールが重厚感のある輝きを放っている。
インテリアは、2013年に発表されたコンセプトカー「コンセプトSクラス・クーペ」のアイデアを部分的に取り入れたもの。シートを飾る「フローイングライン」や左右のシートサイドボルスターには、ダイヤモンドキルティングとブダペストスタイルのパイピングが施される。
なお4台のうち1台は、本国発表の広報写真と同じ下記コーディネートの限定仕様となる。残り3台については、外装16色、内装10色、4種のインテリアトリム、5色のソフトトップから希望に合わせた3000以上の組み合わせから選ぶオーダーメイドとなる。
メーカー希望小売り価格 44,200,000円(税込)
外装色 ジルコンレッド
内装色 ボーセレン/サドルブラウン
インテリアトリム designoマグノリアナットブラウン
ソフトトップ色 ベージュ
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