前回に続きリアステアの存在を確認
デビューが近くなったロールスロイス・ファントムの2度目のスクープ。デザインは成功を収めたシリーズIIファントムの正常進化版とも言うべきもの。今回からはプラットフォームがBMW製の「CLAR」となるので、シャシーは重量・剛性とも格段に現代的洗練を受けているはず。その一方で伝統的な「パルテノン・グリル」、四角いヘッドランプ、圧倒的なボリュームを持つボクシーなリモ・スタイル、コーチドア、そして絞られたリアエンドなど、ロールスらしさも健在だ。
前回のスクープで「バルクヘッドから前車軸までの距離が従来のロールスの伝統からするとやや短いように感じる」と書いたが、前回の画像はロングホイールベースの「LWB」で、今回はノーマル仕様(といっても7シリーズより大きいのだが)とあって、この部分の短さに違和感はない。ただ正直言って、キャビンがさらに長いLWB仕様だと、かつての威風堂々たる長大なノーズにノスタルジーを感じることになるかもしれない。
そして前回もリポートしたリアステアについてだが、今回の画像でも低速時に同位相でタイヤが切れている様がよくわかる。伝統的にフロントオーバーハングは短めなので、この次期ファントムは、リアステアのおかげで史上最も取り回しのよいロールス・ロイスということになりそうだ。
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