新たなエントリーモデルは469万円から

　アウディ ジャパンは8月23日、TTの新たなエントリーグレードとなる「アウディTTクーペ 1.8 TFSI」を発表し、同日より発売を開始した。税込車両価格は469万円である。

　1.8 TFSIに搭載されるパワートレインは1.8リッター直4ターボと7速Sトロニックの組み合わせで、前輪駆動モデルとなる。軽快な走りを演出するとともに、16.6km/L（JC08モード）の燃費を実現しているのが特徴。500万円を大きく下回る魅力的な車両価格と合わせて、TTの新たなエントリーモデルとしての役割を担う。なお、1.8 TFSIの登場により、これまでラインナップされていた2.0 TFSI（FF仕様車）は廃止されるとのこと。

　さらにTTシリーズには、この1.8 TFSI登場を機に、2モデルの限定車がデビューした。

「アウディTTクーペ1.8 TFSI 1st エディション」は、通常設定されていないSライン・エクステリアパッケージ（専用バンパー、ラジエターグリル、リアディフューザー、ドアシルトリム、エクステリアロゴ）に加え、LEDヘッドライトや10スポークデザイン18インチアルミホイール、先進安全機能のアシスタンスパッケージを特別装備している。販売台数は180台の限定で、税込車両価格は500万円である。

　もう1台の「アウディTTSクーペ アーバンスポーツリミテッド」は、276ps/380Nmを発揮する2.0リッターターボと6速Sトロニックを積み、クワトロシステムによって四輪を駆動するTTSクーペをベースに、5Vスポークデザイン20インチアルミホイールやカラードキャリパーレッド、ファインナッパレザーSロゴ、エクステンドレザーパッケージ、Bang & Olufsenサウンドシステム、プライバシーガラス、アシスタンスパッケージを標準装備。ボディカラーはグレイシアホワイトメタリックとミトスブラックメタリックに加え、2015年の東京モーターショーで参考展示したエクスクルーシブ・カラーであるノガロブルーの3色が用意されている。販売台数は110台の限定で、税込み車両価格は827万円である。

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