12.1インチのタッチ式ディスプレイも搭載
7月20日、ダッジは米カリフォルニア州のカリフォルニア・ハイウェイ・パトロール(CHP)から、追跡用警察車両として580台以上のハイウェイパトロール仕様ダッジ・チャージャーを受注したと発表した。チャージャーのパトロールカーは2017年から2年間をかけて納品され、既存の車両と置き換えられていく予定になっている。
CHPのパトロールカーには積載能力、燃費性能、コスト要件に厳しい採用条件があり、それに合致するモデルを対象に行なわれた入札で、今回はダッジ・チャージャーが選出されたとのこと。ダッジ・チャージャーは292hp/353Nmを発生する3.6リッターV6エンジンを搭載し、米国環境保護局のEPA燃費で11.1km/Lを記録している。また、CHPからは大画面のオペレーションシステムや法執行機関のコンピュータへの接続機能なども求められており、チャージャーは12.1インチ・タッチスクリーンディスプレイをはじめとする専用装備を装着して納品されるとのことだ。
映画では警察車両としてダッジ・チャージャーが登場する作品は数多いが、カリフォルニアでは実際にもチャージャー軍団がハイウェイを巡回することになる。いろいろな意味で、ロックオンされたらおとなしく従ったほうがよさそうだ。