いま目が離せない選手のひとり

　ダイムラーはこのほど、プロゴルファーのリッキー・ファウラーがメルセデス・ベンツのブランドアンバサダーに就任したことを発表した。

　米カリフォルニア州アナハイム出身、1988年生まれのリッキー・ファウラーは、母方の祖父が日系2世のためミドルネームは「ユタカ」。派手な服装が話題となり、トーナメント最終日は、出身大学のオクラホマ州立大学のスクールカラーであるオレンジ色のウエアを必ず着ることで知られている。アマチュア時代は世界ランキング1位を36週間に渡りキープするという記録を持つ。また、2010年にはPGAツアーでルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得、さらに2011年の全英オープンで5位タイに入る活躍を見せた。さらに2011年にはアジアツアーの韓国オープンでプロ初勝利を果たしている。まさにいま、目が離せない選手のひとりである。

　「グローバルブランドとの関係を深めることに大変満足しています。メルセデス・ベンツは自動車産業のベンチマークであり続けており、これはプロゴルファーとして私が抱いている野心に通じるものがあります。スリーポインテッドスターを身に付けるとともに、最新のメルセデス車を持つことに、とても興奮しています」とリッキー・ファウラーはコメント。

　6月16日から19日にかけて開催している全米オープンに出場中の彼は、メルセデスAMG G65をパートナーに迎え、タイトルを狙う。