【スクープ】後輪駆動の可能性は? 写真からわかる次期アウディA8の気になる中身

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ついに完全自動運転を実現か

 

 2017年に投入予定とされるアウディA8の最新スクープ画像が届いた。相変わらずフロントやテールの造形ディティールにはカバーがされているが、そのアウトラインはもうそのままを周囲に見せつけているようだ。つまり2014年のLAオートショーで公開された「プロローグ・コンセプト」でみせたワイドで立体的なシングルフレームグリル、ツリ目気味のヘッドランプ、プレーンな輪郭を持つテールランプ周り……というように、最近のA4以降に採用されているトレンドに沿ったものになるようだ。テールランプにはOLED(有機EL)が採用されるといわれているので、一見プレーンな輪郭とは裏腹に、実際はきっと華やいだ輝きを放つものになるだろう。

 

 プラットフォームは最新のA4やQ7と同じ「MLBエボ」であり、とりわけこのA8は大物押出材の活用などで、アルミっ気の多いコンポーネンツ構成になるようだ。当初、新型A8は次期ポルシェ・パナメーラ同様、FR系の「MSB」プラットフォームを採用するかもしれないと噂されたが、この写真を見る限り現時点でもMLBエボが使われているようなので、これはもう決定事項だろう。

 

 搭載パワーユニットは4.0リッターのV8、3.0リッターのV6が主力で、8速ATおよび4WDのクワトロシステムが組み合わされる。また英国工場で改良版の生産がはじまったW12エンジンの搭載も予定されている。ディーゼルはV6とV8が用意されるが、日米市場への投入はまだ白紙のようだ。プラグインハイブリッド(PHV)も当然ながらラインナップされる。

 

 次期A8最大の話題は「初の自動運転機能を備える」とされていること。またインフォテインメントシステムが刷新され、インテリアにはヴァーチャル・コックピットの流れをくむヴァーチャル・ダッシュボード的なLCDモニター群やタッチインターフェイスを備える模様。そのため車載コンピュータおよびコントローラー系も次世代スペックへと大幅な進化を遂げる。

 

 

 

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