新型アウディA4のワゴン、「アバント」が発進! 燃費はなんと最大3割も向上

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ラゲッジルームは最大80リットル拡大

 

 4月20日、アウディ ジャパンはフルモデルチェンジした新型「アウディA4アバント」を発表した。2月に先行導入されたセダンのA4と同様、初期ラインナップは2種類の2.0リッター直4ターボによる4グレード展開。発売は4月21日で、価格は前輪駆動の2.0 TFSIが547万円、同スポーツが585万円、4輪駆動の2.0 TFSI クワトロが626万円、同スポーツが653万円となっている。

 

 開発にあたっては走行抵抗の削減を主要テーマとし、とくにエアロダイナミクスの最適化に注力して、ワゴンボディでトップクラスとなる空気抵抗係数Cd=0.26を達成しているという。エンジン出力は前輪駆動用が190ps(140kW)/320Nm、4輪駆動用が252ps(185kW)/370Nmを発生し、全車にデュアルクラッチトランスミッションの7速Sトロニックを採用。燃料消費は前輪駆動モデルで33%、4輪駆動モデルで14%、前モデルよりも削減されているとのことだ。

 

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 内外デザインや装備などはセダンと基本的に共通で、エクステリアではクランク状の造形を取り入れたヘッドライトが印象的だ。線状に発光するファイバーオプティクスを採用しており、標準ではキセノン、LEDおよびマトリクスLEDをオプションとしている。マトリクスLEDヘッドライトは12個のLEDと3つのリフレクターで構成され、ハイビーム時にルームミラー背後に設置されたカメラによって前方の交通状況を観察、必要に応じて個々のLEDの光量を自動的に調整する。

 

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 水平基調でまとめられたインテリアでは、ダッシュボード中央に立ち上がる格納式8.3インチ大型ディスプレイと、ナビゲーションシステムを含む「MMIナビゲーション」が全モデルに標準装備された。メーターパネルに12.3インチLCDモニターを組み込む「アウディバーチャルコックピット」は、マトリクスLEDとのセットオプションで選択することができる。また、ラゲッジ容量は通常時で15リットル、最大時で80リットル拡大され、それぞれ505/1510リットルとなっている。

 

 運転支援デバイスもセダンに準じており、85km/h以下で走行中、車載カメラでほかの車両や歩行者を検知するとドライバーに警告を発して制動も行い、場合によってはフルブレーキまで発動する「アウディプレセンスシティ」や、完全停車までカバーするのはもちろん、渋滞時には加速/制動に加えてステアリング操作にも介入してドライバーの負担を軽減する「アダプティブクルーズコントロール」が全モデルに標準装備されている。

 

スペックや価格など、より詳しい情報はこちら

http://www.audi.co.jp

 

 

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