アウディA3がマイナーチェンジ! ついに1リッター3気筒エンジン搭載モデルも登場

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新たにバーチャルコクピットも!

 4月6日、アウディは「A3」シリーズのマイナーチェンジを発表した。新型では内外のデザイン変更に加え、新開発の1.0リッターおよび2.0リッターガソリンエンジンをラインナップに追加。さらに上級モデルと同等のインフォテインメントシステムや運転支援デバイスが導入されている。

 エクステリアのおもな変更箇所は、シャープさを増して横幅も拡大したシングルフレームグリル、デザインを一新した前後のライトやバンパーなど。ヘッドライトは標準でキセノン式となっており、クラス初となるマトリクスLEDをオプション設定した。インテリアでは、12.3インチTFT液晶をメータークラスター内に収めたバーチャルコクピットが最大のトピックで、ほかにも新デザインの3本スポークステアリングやマッサージ機能付きドライバーズシートが導入されている。

 新しい1.0リッターエンジンはアウディ初の3気筒ターボで、最高出力は115ps(85kW)、最大トルクは200Nmを発生する。従来の1.8リッターエンジンと置き換えられる新開発の2.0リッターエンジンは、先頃発売になった新型A4に搭載されているものと共通の190ps(140kW)仕様だ。また、既存の1.4リッターCOD(シリンダー・オン・デマンド)エンジンについても、新型A4の欧州仕様に導入されている150ps(110kW)仕様へとアップデートされている。

 インフォテインメントでは、MMIシステムにスマートフォンに準じたメニュー構造が導入された。インターフェイスとして7インチモニターを全車に標準装備しており、操作は表面にタッチパッドを備えたロータリープッシュボタンコントローラーによって行なう。また、LTE通信モジュールをオプション設定しており、Google Earthやストリートビューを利用できるほか、Wi-Fiホットスポット機能によってiOSやAndroidをOSとするスマートフォンとの連携も可能になる。

 運転支援デバイスでは、アクティブレーンアシストや予測歩行者保護機能を含むアウディプレセンスフロントを採用し、アクティブセーフティ性能を強化。また、クラス初となる、アダプティブクルーズコントロール連動型の交通渋滞アシスト機能もオプションとして導入されている。

 なお、これらの変更はA3セダンやA3 e-torn、A3コンバーチブルにも適用され、各モデルのS3仕様は最高出力も25psアップの310psとなる。欧州での発売は5月初旬の予定で、デリバリーは夏頃。価格はベーシックモデルのA3 1.0 TFSIが2万3300ユーロ(約292万円)とのことだ。

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