やっぱりあった! マツダがロードスターの可変ハードトップ仕様をニューヨークショーで公開

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RFの「F」はファストバックの意味 

 3月23日、マツダはニューヨーク国際オートショーにて、リトラクタブルハードトップ仕様の新型車「マツダ・ロードスターRF」を世界初公開した。ルーフの開閉機構は電動式で、今回のモデルでは新たにファストバックのボディスタイルを取り入れている。

 新名称の「RF」は“リトラクタブルハードトップ機構を持つ、ファストバックスタイルのクルマ”の意味。電動式ハードトップは3分割ルーフとバックウインドーで構成されており、ロック機構も電動式とすることで、開閉スイッチのみで10km/h未満なら走行中でも操作可能だ。また、トランク容量はルーフ収納時でもソフトトップ版と変わらず、130リットルが確保されている。

 パワートレインはSKYACTIV-Gの2.0リッターと1.5リッターが用意されており、6速マニュアルと6速ATが選択可能。海外仕様のみに用意される2.0リッターエンジンは155hp/148ft-lb(約201Nm)を発生する。ボディサイズは全高のみソフトトップより5mm大きい全長3915×全幅1735×1245mmで、シリーズ中唯一、205/45サイズの17インチタイヤが標準装備とされた。

 インテリアは、三眼メーター左側のインフォメーションディスプレイにリトラクタブルハードトップ開閉動作中のアニメーションを表示できる4.6インチTFTカラー液晶を採用し、エアコンダイヤル下のパネルにハードトップ開閉ボタンを配置している以外、基本的にソフトトップと共通。シートやインテリアトリムにはオーバーンカラーのナッパレザーを使用し、シートとドアトリムセンター部はグレーのステッチが施されている。

 リトラクタブルハードトップ仕様は先代で初導入され、販売台数の半数以上を占める人気モデルとなった。発売時期や価格は未定だが、先代同様、支持を集めるのは間違いなさそうだ。

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